ロスと日本の映画とマーケティング日誌・アルケミスタの住人

ブログトップ | RSS | deerstudio 日本 | 米国 | お問合せ | English | 非営利の転載歓迎
Usagi Project | concrete5 日本語公式サイト

映画制作、WEB制作、ソフトウエア制作。私の職業って・・・思いながら綴って行きます

2010/8/14 - このブログは引越しました。

新アドレスは 「http://ja.katzueno.com/」となります。


カテゴリ:映画制作( 152 )

このブログは引越しました。

新アドレスは 「http://ja.katzueno.com/」となります。

 

 


YokosoNewsのUSTスタジオこけら落とし
を行ないました。

「映像を作るヒトのSNS - DAVICS:2」
http://www.davics2.net/

で知り合い、同じ時期にいろいろUSTREAMをやりあっていて、丁度、名古屋に出張だった、のいぱぱさんとmikaさんと一緒にテスト放送を行ないました。

お二人は、お犬のトレーニング講座を、基本的なシツケから、テレビに出演させるための講座まで幅広いことをされています。

http://www.dingo.gr.jp/index_j.html

そこで、USTREAM放送も積極的にされております。

http://www.dingo.gr.jp/ust/index.html

そのために、上記の映像のSNSに入会され、私を発見し、今まで YokosoNews の活動をいろいろご覧になっており、丁度、東海地方にいらっしゃり、私のスタジオが完成したのでということで実験放送を行ないました。

機材の説明もいれていますので、一歩上のUSTREAMを始めて見たいと思われる方は、是非ご覧ください。

●YokosoNews Ustream スタジオ実験放送
http://www.ustream.tv/recorded/8435371




<関連記事>

●Ustream 屋外中継の心得
http://ja.katzueno.com/2010/04/1206/

●機材リスト解説 - 本気でネット中継をする方法
http://ja.katzueno.com/2010/03/1163/

●生録ブームから・「個」ー「大」ー「個」の流れ・技術・マーケティングを考える
http://ja.katzueno.com/2008/03/1260/

●気軽に作れる自分放送局セット
http://ja.katzueno.com/2009/05/1008/





ここのブログをお気に召して下さったら、該当カテゴリーのクリックをお願いします
m(_ _)m

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村 映画ブログ 自主制作映画へ にほんブログ村 ベンチャーブログ 海外起業・海外独立へ にほんブログ村 英語ブログ 国際交流へ




Creative Commons License
ロスと日本の映画とマーケティング日誌・アルケミスタの住人
by Katz Ueno (株deerstudio)
http://katz515.exblog.jp
ブログ記事は文章のみCreative Commons 表示-非営利-継承 2.1 日本 ライセンスに基づいて、非営利・事前通告なしの転載を許可します。
例外など再配布の条件についての詳しい情報はhttp://katz515.exblog.jp/10033851/にて閲覧出来ます。


--
[PR]
by katzueno | 2010-07-23 22:10 | 映画制作

このブログは引越しました。

新アドレスは 「http://ja.katzueno.com/」となります。

 

 


ロサンゼルス・アジア・パシフフィック映画祭に参加しよう

さて、先月頭、ロサンゼルスで、 Los Angeles Asian Pacific Film Festival 2010 が開催され、最終日にちょっくら取材に行ってきました。

映画祭の期間中のほとんどは、ヒューストンに出張していたため、メインイベントに参加できたのは最終日のみ。それも、参加するのを決めたのがイベント開始の数時間前という強行軍でした。

そのため、他の予定していた仕事をこなすことが優先され‥取材をしたのが先月の最初なので、レポートするのに1ヶ月ほどかかってしまいました。関係者の方には申し訳ない。

ともかくも、取材ビデオの編集と、英語記事の出稿が終わったので、こちらでも報告〜。

c0150860_1954103.jpg


英語の本記事はこちらです。

● Los Angeles Asian Pacific Film Fesitval is now seeking new people and new films for 2011
http://yokosonews.com/entertainment/los-angeles-asian-pacific-film-festival-is-seeking-more-for-2011/

● Karin Anna Cheung and her recent visit to Japan
http://yokosonews.com/entertainment/laapff-2010-karin-anna-cheung/



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 成長するLos Angeles Asian Pacific Film Festival
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ということで、長年、懇意にしていただいている、映画祭のトップで、 フィリピン系アメリカ人の、David Magdael(デービッド・マグデル)さんのインタビューです。英語が分かる方はこちらをどうぞ。

ビデオの下に日本語訳を掲載しておきます。



Los Angeles Asian Pacific Film Festival (ロサンゼルス・アジア・パシフィック映画祭)とは、 Visual Communications (ビジュアル・コミュニケーションズ)という、ロサンゼルスのNPO団体が主催する、毎年5月初めに開催される、アジア系アメリカ人とアジアの映画を中心に扱った映画祭イベントです。

c0150860_19544981.jpg


Visual Communications とは1970年に、UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)のアジア系アメリカ人の学生たちが、アジア系アメリカ人として文化的に社会にアピールしていくための活動としてスタートし、設立40年となります。

アジア系アメリカ人として、ドキュメンタリー作品や映画などの制作、上映などのサポートをしてきました。現在でも、定期的に小さなイベントを開催しています。

そして、26年前に、その集大成として、年に1度、映画祭を開催することになり、アジア系アメリカ人の映画作品や世界中のアジア映画作品を上映する、 Los Angeles Asian Pacific Film Festival をスタートさせたのです。

c0150860_19551559.jpg


映画祭は基本的に一般公募。上映作品のほぼ全てが一般公募によるもの。

毎年500以上のショートフィルムや映画の応募があり、その中から、開催期間中、10日間で170本以上の映画が上映され、観客動員数は毎年2万人ほど。LAのアジア系イベントで最大級のイベントです。



ロサンゼルスには他にも有名な映画祭があります。

もうすぐ開催されるのが

● Los Angeles Film Festival
http://www.lafilmfest.com/

また・・・

●AFI FEST
www.afi.com/afifest/

他にも、Sundance や Vancouver Film Festival など、規模の大きい映画祭の方が、配給会社の人に目を止められる可能性が高いです。

しかし、問題があります。

その代わりに、世界中の映画と競争するので、宣伝をしなければいけない。

上映を成功させるためには、プロモーションが必要です。

これは、映画祭がしてくれるプロモーションではなくて、自分たちが行うプロモです。

百万円単位のお金がかかっちゃいます。



なので、これらのアジア系映画祭のイベント進出から始められるのも良いかもしれません。

ロサンゼルス以外にも有名なところでは、ニューヨーク、サンフランシスコ、ハワイ、サンディエゴ、ワシントンDC、オレゴンなどでもアジア映画祭を開催しています。



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ ぢつは・・・Los Angeles Asian Pacific Film Festivalで私の映画が売れちゃった〜
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ぢつは・・・。

私も、4年前、自分がプロデュースした長編映画を、 Los Angeles Asian Pacific Film Festival でプレミア上映したことがあるのです。

c0150860_20452838.jpg


この映画祭でのワールドプレミアが決定してから数カ月間、映画祭のサポートの他に、自分たちで、新聞やメディア、各コミュニティー団体にお願いして、800人収容できるハリウッドの劇場が、前売りの段階で売り切れになり・・・

c0150860_20464060.jpg


観客賞を頂ました。

c0150860_2048584.jpg


そして〜、この映画祭に見に来ていた、配給会社の方の目に止まり・・・

c0150860_20495330.jpg


無事、劇場公開、DVDも発売となりました。

http://www.amazon.com/gp/product/B001AXTUQQ?ie=UTF8&tag=deerstudllc-20&linkCode=as2&camp=1789&creative=390957&creativeASIN=B001AXTUQQ

実は、他にも、いろいろありまして、この時の出来事が、今年4月から始めることになった、YokosoNews & JapanExp につながることになるのです・・・。

詳しくは・・・Part 1 と Part 2 の録画ビデオ・・・

● YokosoNews 編集会議 in ロス
http://japanexp.org/ustream/editorial-meeting/

に収められております〜。




ということで、自分にとっても、Los Angeles Asian Pacific Film Festival は、自分が飛躍することになる第一歩の土台を与えてくれたので、ある意味、エコひいきしております〜。

でも、実際問題、チャンスを与えてくれたのは言うまでもありません。



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 日本のインディー映画制作者の皆さん、アメリカの映画祭に是非〜
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ということで、映画祭ディレクターの David とのインタビューで、考えつきました・・・

というか、私は以前にも、映画祭の重要性をかなり認識しており、そのために、友人の box[ur]short Film Festival のサイト制作を手伝ったり、この4月には Japan Film Festival Los Angeles のスポンサーになりました。


<参考記事>

● 岩井俊二監督が審査員の短編映画祭「box[ur]shorts Film Festival」サイトリニューアル
http://ja.katzueno.com/2009/11/1087/

● 映像コンテンツ後進国日本の課題 - YOSHIMOTO DIRECTOR'S 100からみる可能性
http://ja.katzueno.com/2008/11/889/

● 世界に売れる日本映画は作れるのか?(その1)
http://ja.katzueno.com/2008/11/889/

● 世界に売れる日本映画は作れるのか?(その2)
http://ja.katzueno.com/2010/08/897/

● ラスベガス映画祭レポート (1)
http://ja.katzueno.com/2009/07/1023/


日本のインディー映画制作者の皆さんで、ハリウッドで本気で自分の映画を、ハリウッドの人間に「うーん」といわせられるかもしれないと思っている方。

YokosoNews が全面的に映画のバックアップ(金銭的なものは置いておいて〜)しちゃってもいいかもしれないと考えております。

この中で、日本のインディー映画制作者の皆さんで、どれくらいいらっしゃるでしょうかね〜。

とにもかくにも、日本のインディー映画界の皆さんの反応が良ければ、 Los Angeles Asian Pacific Film Festival のスタッフと企画を進めていきたいな〜と思っておる次第です。






ここのブログをお気に召して下さったら、該当カテゴリーのクリックをお願いします
m(_ _)m

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村 映画ブログ 自主制作映画へ にほんブログ村 ベンチャーブログ 海外起業・海外独立へ にほんブログ村 英語ブログ 国際交流へ




Creative Commons License
ロスと日本の映画とマーケティング日誌・アルケミスタの住人
by Katz Ueno (株deerstudio)
http://katz515.exblog.jp
ブログ記事は文章のみCreative Commons 表示-非営利-継承 2.1 日本 ライセンスに基づいて、非営利・事前通告なしの転載を許可します。
例外など再配布の条件についての詳しい情報はhttp://katz515.exblog.jp/10033851/にて閲覧出来ます。


--
[PR]
by katzueno | 2010-06-03 21:08 | 映画制作

このブログは引越しました。

新アドレスは 「http://ja.katzueno.com/」となります。

 

 


テクノロジーと映画演出の危機

最近のパソコンのディスプレイにはHDMI端子がついているので、ビデオレコーダーをつけるだけで、パソコン用ディスプレーが地デジ対応テレビに早変わりします。



<関連記事>
● 5万円で フルHD地デジ & レコーダー。エコポイントなんて関係ない?
http://ja.katzueno.com/2009/09/1065/



朝に時間がある時は、テレ東→フジテレビ→NHKの朝のニュースを見て・・・というのが日課になっていますが、時々、仕事をしながら、テレビをつけっぱなしにして、朝の連続ドラマを見てしまう時がああります。





━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 映像制作者にとっての雑誌記者
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ということで、



● 連続テレビ小説「ウェルかめ」
http://www9.nhk.or.jp/asadora/welkame/



を時々、「聞きながら」作業をしていました。(あくまでも仕事中心)

その時に、ちょっと違和感を感じたのです。

というか、映画制作者にとって、危機感を持たなくてはいけない重大な事実を発見したのです。

映像の演出にとって、かなり危機的な状況になっているのです。



簡単に説明すると、事の始まりは、このNHKドラマを見ていた時の疑問から始まります。

倉科カナさん演じる浜本波美が、地元活性化のために、地元徳島を紹介するフリーペーパーの発行を始めます。そこで、主人公の波美は、フリーペーパーの題材を探そうと試行錯誤します。

それから、フリーペーパーの評判が上がって・・・とストーリーが続きます。

その時に、私は、かなりの違和感を覚えました。

なぜかというと、主人公の波美が、フリーペーパーのネタを探している苦労が、あんまり伝わってこないのです。

なんでなんでしょうか。

NHKの演出さんが手抜きをしているわけでも有りません。倉科カナさんの演技がヘタでも無いのです。

でも、何故か、主人公の波美さんの苦労が伝わってこないのです・・・。



とにもかくにも、そうしている間に、最近、私はクラシック映画を見るようになりました。

時間があれば後で紹介しますが、1934年のクラシックコメディー、「或る夜の出来事(It Happened One Night)」や1953年制作オードリー・ヘップバーンの名作「ローマの休日」を見て、はっと気がついたのです。

「紙がね〜!」



※ちなみに、上記のクラシック映画は両方とも主人公が新聞記者




━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 「紙の存在」の重要性
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

そうなんです。

「ALWAYS 三丁目の夕日」では、茶川竜之介が、子供小説や、小説を書く時にづまっている時に、紙をグチャクチャにして暴れます。

「ドラえもん」では、小池さんも締め切りに追われて、部屋には紙が散らばっています。時々、藤子F不二雄氏も漫画の中にでてきました。

そこで、グチャグチャになった紙っていうのは、試行錯誤をしている、記者、小説家、漫画家のシンボルだったわけで、私も小さい頃から、それを見て育っていたのです。

小説家、記者、漫画家 = ぐちゃぐちゃの紙

というのが、私の脳みそにインプットされていたのです〜!



そして・・・。



もう、記者、小説家、漫画家の方のほとんどは、紙を使いません。

パソコンを使って原稿を書きます。

なので、ストーリーの時代設定が現代であった場合、紙で原稿を書くなんて、50代以上の方ぐらいしか中々通用しません。



これは、映像制作者としてピンチです。



なんてったって、紙は、安くて簡単にセットを汚せてオーバーに見せて、んで、結構片付けも簡単です。

俳優さんの演技がちょっと下手でも、安価にごまかせたのです・・・。



しかーし、それがパソコンになったら、小道具としても、あんまり壊せないし、ビンボー小説家のストーリーだったら、どんなにネタに困っていても、パソコンをぶん投げることはしません。



昔だったら、小説家の人が、ネタに行き詰まって、商店兼アパートの2階の窓から紙くずをぶん投げたら、下を歩いていた近所のツルピカハゲのおっちゃんの頭に当たって、「このやろ〜」と階段を駆け上がって小説家のお兄ちゃんをブン殴るに来る程度で終わっていました。

現代の設定では、小説家の人が、パソコンを2階の窓の外から投げたら、パソコンの角が下に歩いているオッちゃんの後頭部を激突して死亡してしまうので、火曜サスペンス劇場になってします。しかも、パソコンの中に個人情報が入っているので、直ぐに犯人が分かります。そんなドラマはつまらないです。



予算、人物設定、ストーリー自体・・・どの面から見ても難しくなってきました。



どんなに、俳優さんがパソコンの前で悩んでいる上手い演技をしても、画面一面に散りべられる紙に比べると、全然映像のインパクトが違います・・・。



コンピュータを使って仕事をしている者として、いろいろな恩恵を受けているのですが、映像制作者の立場でもあり、それを考えると、かなりキビシー状態です。





━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ エコが演出をダメ(?)にする!!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

そこで、もう1つの危機感を覚えました。

「ガソリンスタンドがなくなる!」

やばいです。電気自動車が発達するので、ガソリンスタンドがなくなってしまいます!

ということは、数十年後、どんなにお金があっても、存在しなくなるので、未来の時代設定のストーリーでは、ガソリンスタンドが爆発するアクション映画が作れなくなります!

しかも、ガソリンスタンドが消えてしまうので、今後、ガソリンスタンドを爆発させるシーンを作るのに、余計にお金がかかってしまいます!



映画制作者の皆様。ガソリンスタンド爆破シーンがある、アクション映画を作るのは今しか有りません!


(って、別に工場とか、他の建物を爆発させてもいいんですけれど〜)



車のカーチェースで、車が激突、横転して、「脇役A」の運転手が中に閉じ込められて〜、主人公が助けに来てるけれど、漏れたガソリンに火が燃え移って、中にいる「脇役A」が「逃げろ〜」と言っても、主人公「そんな〜お前を見殺しに出来るか〜!」と助けようとするんだけれど、「脇役B」が間一髪で主人公を助けて、「脇役A」は、交差点の真ん中で車と一緒に爆発して、主人公が「お〜〜〜!!!」と号泣する隣に、ヒロインのネーちゃんが寄りそうという感動シーンが作れなくなるのです!





映像制作者も、技術の変化についていかなくてはいけないと実感した一日でした。

いや、しょーもないネタでした・・・。

というか、どなたか数十億円くらいください〜。今のうちにガソリンスタンド爆破シーンの映画撮りましょう〜!







ここのブログをお気に召して下さったら、該当カテゴリーのクリックをお願いします
m(_ _)m

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村 映画ブログ 自主制作映画へ にほんブログ村 ベンチャーブログ 海外起業・海外独立へ にほんブログ村 英語ブログ 国際交流へ




Creative Commons License
ロスと日本の映画とマーケティング日誌・アルケミスタの住人
by Katz Ueno (株deerstudio)
http://katz515.exblog.jp
ブログ記事は文章のみCreative Commons 表示-非営利-継承 2.1 日本 ライセンスに基づいて、非営利・事前通告なしの転載を許可します。
例外など再配布の条件についての詳しい情報はhttp://katz515.exblog.jp/10033851/にて閲覧出来ます。


--
[PR]
by katzueno | 2010-03-30 16:41 | 映画制作

このブログは引越しました。

新アドレスは 「http://ja.katzueno.com/」となります。

 

 


ピタゴラスイッチ・強烈版、YouTube動画巨匠アーティスト「OK Go」の新作ビデオがすごい!
最近、真面目な話題が多かったので、今回はちょっとブログらしく行ってみます。

4日前に公開されたビデオです。

4日間で、既に500万閲覧らしい〜。


何も言わずにご覧あれ(というか、できるならフルスクリーンで見ましょう)

● OK Go - This Too Shall Pass - Rube Goldberg Machine version


http://www.youtube.com/watch?v=qybUFnY7Y8w



ちなみに、実はこのバンド・・・4年前にも


● OK Go - Here It Goes Again
http://www.youtube.com/watch?v=pv5zWaTEVkI



という今ではYouTubeで、5000万回再生されているお化けミュージックビデオのバンドでした〜。



彼らは、アーティストの、YouTubeにおける、口コミマーケティングの先駆けと言っても良いですが、その彼らが、またやってのけたと言った感じです。



撮影は、ロサンゼルスは、ドジャーススタジアムの近くにある、Echo Parkの倉庫で、数カ月の準備の後に行われたとのことです。

撮影自体はステディーカムを使っての撮影です。



元々のアイデアを提案したのは「Syyn Lab(シン。ラボ)」というロサンゼルスの、ガラクタ芸術クリエーター集団。

昨日、CNETというアメリカのテック系情報サイトのポッドキャストでシン・ラボ代表のアダムさんを迎えて、裏話を放送していました。今でも聞けます〜。



● BUZZ OUT LOUD - Ep. 1179: The guy who makes OK Go go - CNET Live
http://cnettv.cnet.com/ep-1179-guy-who-makes-ok-go-go/9742-1_53-50084299.html



プロジェクトは昨年(2009年)の9月から始まり、11月あたりに倉庫を掃除、そして2010年1月に本格的なセットを作り始め、2月11〜12日に撮影したそうです。

音楽のタイミングは、試行錯誤の上、全てカン!

合計60テイク!

60回、繰り返し行なったそうです!

その60テイクの中で、最初から最後まで全て上手く行ったテイクは3テイクのみ!

そして・・・

残念ながら・・・映像は、1テイクではないそうです。

どこかで編集(カット)を行っているそうです。

でも、どこで編集されたかわかりませんね〜。



総勢スタッフは65人。

このプロジェクトを指揮したのが・・・

● Synn Labs
http://syynlabs.com/

です。ロサンゼルスでガラクタなどをリサイクルした芸術作品を制作して、毎月、なにかしらの発表をしているらしいです。

上記のビデオで使われたガラクタの一部は、彼らの次回作用にリサイクルされたとのことです。



いやはや、私もこういう人を感動させる映像を作ってみたいものです。







ここのブログをお気に召して下さったら、該当カテゴリーのクリックをお願いします
m(_ _)m

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村 映画ブログ 自主制作映画へ にほんブログ村 ベンチャーブログ 海外起業・海外独立へ にほんブログ村 英語ブログ 国際交流へ




Creative Commons License
ロスと日本の映画とマーケティング日誌・アルケミスタの住人
by Katz Ueno (株deerstudio)
http://katz515.exblog.jp
ブログ記事は文章のみCreative Commons 表示-非営利-継承 2.1 日本 ライセンスに基づいて、非営利・事前通告なしの転載を許可します。
例外など再配布の条件についての詳しい情報はhttp://katz515.exblog.jp/10033851/にて閲覧出来ます。


--
[PR]
by katzueno | 2010-03-07 06:18 | 映画制作

このブログは引越しました。

新アドレスは 「http://ja.katzueno.com/」となります。

 

 


機材リスト解説 - 本気でネット中継をする方法









引越し先
http://ja.katzueno.com/2010/03/1163/












最近、Ustream中継がホットです。





今夜(2010/2/28)も

----------
● ケツダンポトフ
http://www.ustream.tv/channel/ptf-live
----------

の中継を見ていますが、



・固定カメラ & 手持ち
・スイッチャー
・マイク(ワイヤレス)
・パソコン数台



で、けっこうできるな〜と思いました。

最終的に、盛り上がるか盛り上がらないかは、出演している人や内容が一番重要です。

しかし、機材を揃えれば、なんとかなりそう・・・ということで・・・

----------
●「第一回 朝までダダ漏れ討論会、略して『朝ダダ』やります!」
http://ketudancom.blog47.fc2.com/blog-entry-346.html

----------
<追記>

当日のライブ放送の模様がここからご覧になれます。時々ネットワーク障害のために中断されたため、ライブ放送はいくつかのクリップに分かれていますが、ここから見ることが出来ます。

http://www.ustream.tv/recorded/5081433

http://www.ustream.tv/recorded/5082954

http://www.ustream.tv/recorded/5083584

http://www.ustream.tv/recorded/5086089

http://www.ustream.tv/recorded/5086771
----------

の機材の内容から、自分でもインターネット中継をしたいと思われている方に、具体的な機材リストを紹介したいと思います。





----------
<関連記事>
----------
● 気軽に作れる自分放送局セット
http://ja.katzueno.com/2009/05/1008/

● 映画の予告編の作り方
http://ja.katzueno.com/2008/11/870/

● 映画編集にはMac?Windows?
http://ja.katzueno.com/2008/10/854/

● 映画制作者の為のマーケティング術
http://ja.katzueno.com/2008/10/847/

●アップルのプレゼン術を盗め!(その1)
http://ja.katzueno.com/2008/10/819/

●アップルのプレゼン術を盗め!(その2)
http://ja.katzueno.com/2008/10/822/

●アップルのプレゼン術を盗め!(その3)
http://ja.katzueno.com/2008/10/826/


----------






ちなみに

----------
●Ustream Live Broadcaster for iPhone
http://itunes.apple.com/us/app/ustream-live-broadcaster/id319362690
----------

と、iPhoneだけでも、設備なしで、簡単に放送局をすることが出来ます。しかし IPhoneアプリだけを使って中継をするときに以下のような欠点があります

・バッテリーによる放送時間の制限
・内蔵マイクのみなので音声が聞き取りにくい
・カメラが一台のみ
 ・撮影者が休憩出来ない
 ・撮影が中断してしまう

などの問題があります。

ということで、今回は、iPhoneアプリなど気軽なネット中継ではなく、あくまで、もう1ステップ上を行きたい方向けに、知識を共有したいと思います。





━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ ビデオ機材情報
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

<撮影>
・SDカメラ x 6台
・ワイヤレスマイク(ソニー製?)x 3
・スタンドマイク x 3

----------
<ミキサー>
・ビデオスイッチャー
http://www.roland.co.jp/video/video_mixer/index.html
ローランドのSD用スイッチャー。パソコン映像も入れれるようにしているので、LVS-800だと思います。HDだとV-440HDになります

・音声ミキサー
音声ミキサーはシルバーの筐体だったのでバーリンジャー製?
http://www.behringer.com
追記:間違っていました〜。YamahaとAudio Technicaのミキサーでした〜↓。
http://blog.kushii.net/archives/1230131.html

----------
<字幕>
・Apple MacBook 黒 + Keynote

----------
<送出>
・Apple MacBook Pro + Ustream Producer Pro
http://www.ustream.tv/producer

----------
<PC>
アップル社マック 数台
カスタムPC
http://www.juns.jp/

----------
<備品>
・会場用に設置された透明スクリーン
http://www.item16.com/

・Mac + TweetBubble(指定したつぶやきを表示)
http://tweetbubbles.net/



でした。





━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ ビデオ放送ステップ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ビデオの配線・配信構造は

カメラ 6台・パソコン → スイッチャー → DVCAM デッキ → DV (Firewire) → マック → Ustream Producer Pro → Ustream





━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 字幕
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

字幕は簡単に

・マックの画面の上部にタイトルをつける
・ビデオミキサーのワイプでPC画面とビデオ画面をミックス

という方法をとっていました。





━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 機材費、買取の場合
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

さて、ケツダンポトフさんが行ったネット中継を自分でもしてみたいな〜と思われた方。

カメラ6台体制で、ネット中継をしようと思うと、どのような機材が実際にどのような価格で必要かを書いてみます。



<機材>

● ビデオカメラ(5万) x 6台 = 30万

● ワイヤレスマイク x 4 セット = 5万 x 4 = 20万円

● スタンドマイク x 3 = 2万 x 3 = 6万円

● Apple MacBook(字幕 & スクリーン表示用) = 10万円 x 2 = 20万円

● Apple MacBookPro (Ustream用) = 20万円

● 業務用ビデオデッキ「HVR-M15AJ」(記録用) = 25万円
http://www.sony.jp/products/Professional/c_c/hdv/products/hvr_m15aj/index.html

● スイッチャー
http://www.roland.co.jp/video/video_mixer/index.html

SD画像(昔のテレビ画質)
・Roland EDIROL LVS-800 8chビデオミックス・ライブスイッチャー = 30万円

(オプション)HD画質(HD画質)
・Roland EDIROL V-440HD SD/HDマルチフォーマット・ビデオミキサー = 130万円

● マイクケーブル(XLR)25ft x 20本 = 5万円
● ビデオケーブル 50ft x 10 = 2万円

● 液晶プロジェクター x 2 = 20万円
カカクコムのEPSON EB-W8ぐらいがいいかも
● 80'プロジェクタースタンド x 2 = 7万円
カカクコム、加賀コンポーネントのKG-S380W (80)を基本に

● 照明 LPL ホームスタジオブームバンクセット HB-452 = 3万円 x 3 = 9万円
● <参考>LPL ホームスタジオブームバンクセット HB-604 = 4.5万



<ソフトウエア>

iLife = 無料
TweetBubble = 無料
Ustream Producer Pro = $199 = 2万円
(オプション)Ustream HDV Option for Mac = $99 = 1万円
Apple iWorks = 1万円
(オプション)Final Cut Express = 2.5万円
(オプション)Final Cut Studio = 11万円
(オプション)Adobe CS4 Video Premium = 25万円



ということで、いろいろ足して、最低価格、約190万円で、本格的なネット中継用の設備を手にいれることが出来ます。





━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 放送ごとの経費計算
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


<場所代>

コネを利用してできるだけタダで出来るようにしましょう〜。



<インターネット>

これが結構重要です。モバイルネット環境はまだまだ発展途上です。できるだけ現地でインターネット回線が引けるようにし、その回線をネット中継用のみとして使えるようにしましょう。

理想としては
・ネット中継用
・参加者のネット利用 + Twitterつぶやき表示用
・来場者用の無線LAN回線

の3回線分を用意できればいいですね。



<スタッフ代>

プロを雇われたい方
----------
● 映像制作の見積もり用Excelファイルを大公開
http://ja.katzueno.com/2008/02/491/
----------
を参考にしてみて下さい〜。



<美術・印刷費> ※会場に、ポスター作って貼ったり、観客の会場までの誘導用として

・A1ポスター = 3万円(参考)
----------
http://www.dnet-shop.jp/poster/a.html
----------




さてさて、具体的に、ネット中継が出来る機材リストを書いてみました。

機材的にそろえても、肝心なのは内容です。

クオリティーの高いネット中継を企画してみて下さい。

機会があれば、ネット中継運用の心得も書いてみたいと思います〜。







ここのブログをお気に召して下さったら、該当カテゴリーのクリックをお願いします
m(_ _)m

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村 映画ブログ 自主制作映画へ にほんブログ村 ベンチャーブログ 海外起業・海外独立へ にほんブログ村 英語ブログ 国際交流へ




Creative Commons License
ロスと日本の映画とマーケティング日誌・アルケミスタの住人
by Katz Ueno (株deerstudio)
http://katz515.exblog.jp
ブログ記事は文章のみCreative Commons 表示-非営利-継承 2.1 日本 ライセンスに基づいて、非営利・事前通告なしの転載を許可します。
例外など再配布の条件についての詳しい情報はhttp://katz515.exblog.jp/10033851/にて閲覧出来ます。


--
[PR]
by katzueno | 2010-03-01 01:34 | 映画制作

このブログは引越しました。

新アドレスは 「http://ja.katzueno.com/」となります。

 

 


CG仮想セット・1ショット500万円の秘密


さて、Twitterを見ていたら、以下のYouTube動画を発見しました〜。

ロサンゼルス郊外、パサデナにある、コンピュータグラフィックスタジオの、仮想セット(バーチャル背景)の作品集です。

● Stargate Studios Virtual Backlot Reel 2009


http://www.youtube.com/watch?v=clnozSXyF4k

すごいですね〜。今となっては、本物と見極めがつかないくらいです。すごいですね〜。




━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 仮想セットを使うわけ?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

普段、こういったCGでの仮想セットを使うのは、

・コスト削減
・撮影が不可能な場所での撮影

などに注目されます。






例えば、デモの一番最初のシーンは、裁判所の前で行われています。祝日でも、一般人でごった返す場所で撮影許可を取るのは至難の業。俳優とのスケジュール調整も悪夢になります。

そして、途中の船が燃えている事故のシーン。一隻、億単位のお金がかかる船を燃やすよりも、数百万円でCG作った方が安く上がります。

これらのシーンに、こういった仮想セットを使うのは分かりますね。





ただし〜、上記のデモで、「なんで仮想セット?」と疑問に残るシーンが有ります。





それは、30秒目あたり・・・NHKでも放映されている「アグリー・ベティー」でのヒトコマ。TVレポーターが、建物から出てくるベティーにインタビューしようとして、ベティーがバス停のガラスにぶつかります。そして、ベティーが、ニューヨークの郊外を歩いているシーン。

また1分14秒目あたり、サンフランシスコでの撮影風景・・・。





なんか、普通に現地へ行って撮影した方がいいような感じのシーンではないでしょうか・・・。





なんで、彼らは、普通に撮影出来るようなシーンを、仮想セットで撮影したんでしょうかね〜。






━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 値段を見てみましょう〜
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

コストの問題かもしれません・・・。
仮想セットの方が安くつくのかな〜。

調べてみましょう・・・。





なぜか、私には、某CG会社に勤めていた友人がいます。彼女に値段を聞いてみました。

「そうね〜、だいたい、1ショットにつき、300~500万円くらいかかるわね〜」





1ショットです!

1秒だけでも、300〜500万円かかります!





ちなみに、ニューヨークの歩道で数分間のシーンの1日撮影をすると、多く見積もって

------------------------------
撮影許可:50万円(交通規制無し)
機材代:100万円
フィルム代:50万円
スタッフ 20人 = 100万円
------------------------------
300万円





高く見積もって、だいたい300万円かかります。

値段的に、現地で撮影した方が安くなります。





現地で撮影した方が絶対に安くなりそうなのに、仮想セットでわざわざ撮影する矛盾。

なんでなんでしょうか・・・。

実は、これには、見えない理由があったのです。





━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 実は“時間”をコストに入れると〜
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

そう。

時間です。

例えば「アグリー・ベティー」。

シーズン中は、基本的に、毎週、新しいエピソードが放送されているので、1週間のうちに45分のエピソードを撮影しなくてはいけません。





撮影スケジュールの計算をしてみます。

予算のある映画やテレビドラマは、1分の尺/1時間ほど撮影に時間を費やします。

その根拠を具体的に紹介します。

(ちなみに、予算の無い映画は、3〜5ページ/1時間)

週休2日として、週5日。

1日10時間とします。

しかし、1日の始まりは、セットアップや俳優さんのメイクアップに最低1時間かかりますし、撤収に1時間かかるので、撮影出来る時間は1日に8時間。

8時間 x 5日 = 40時間。

そして、ドラマの1話には、オープニングや回想シーンなどがあるので、実質的に撮影しなければいけないのは、1話につき40分とします。

ということで、40時間 ÷ 40分 = 1時間。

1分分のドラマを撮影出来るタイムリミットは、1時間です。
これ以上時間かかると、残業 & 徹夜です(涙)





「アグリー・ベティ」の建物の外の短いシーンの撮影に戻ります・・・。

こういった実際の現地で撮影することを「現場(on location)」 と言うのですが、これ、効率が悪いのです。

最小限のクルー(カメラマン、監督、マイク、俳優)で現地に言ったとしても

・移動時間
・セットアップ時間
・撮影

という時間ロスをしてしまいます。






特に、厄介なのが、この移動時間です。





もうちょっと身近な例を・・・、東京で撮影していたとします。
メインの舞台が足立区の住宅地だったとします。

んで、例えば、「渋谷駅を降りる」シーンが10秒くらいあったとします。

45分のドラマでいうと10秒くらいのシーンに・・・

・足立区から渋谷へ移動 = 45分
・準備 = 10分
・撮影 = 20分
・足立区へ戻る = 45分

2時間もの時間を費やしてしまいました。

1時間に1分分の撮影をしなければいけないのに、10秒のシーンを撮影するのに、2時間かかってしまいます。





これでは、大幅にスケジュールが遅れてしまいます〜!





これで、クローン技術が発達して、同じ俳優さんを量産できれば良いのですが、倫理的にいけませんし〜。





ということで、考えついたのが、仮想セットなのです。





カメラマンさんやスタッフさんには悪いのですが、カメラマンさんは何人でも替りがいます。

ですので、カメラマンさんを一人余分に雇って、現場で仮想セットの背景となる素材映像を撮影してきてもらいます。

そして、お金さえあれば、何人でも替りのいる、グラフィックアーティストさんを雇って、その素材映像と、グリーンスクリーンのスタジオで撮影した俳優さんとの映像を、仮想セットを使って合成・完成させるのです。





もう一点。

上記「アグリーベティー」デモで、ベティーが荷物を持って歩道を歩いているシーンが有ります。

ここでのポイントは、背景の「ニューヨークの地下鉄」です。

電車を貸し切るのは不可能。

ですので、いままでは電車のダイアを確認して、カンで電車が来るタイミングを図っていました。

しかし、それだと、10分に1度くらいしかこないニューヨークの地下鉄では、1時間のうち6テイクしか出来ないことになります。

それだったら、予算を立てて、自分の好きなタイミングで背景に地下鉄を走らせることが出来る仮想セットのほうが時間短縮になりますからね。





これが、普通に撮影できるようなシーンでも仮想CGセットを使っている理由でした〜。





━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 1ショット500万円って採算あるの?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

さてさて、1ショット500万円って、結構なお金です。

それを、アメリカのテレビドラマはどんどん使っています。

日本でも有名なアメリカのドラマ「24」「Heroes」「Lost」などのSci-Fiや、アクションドラマは、45分番組に、数億円もの予算が当てられているのです!

日本のドラマの10倍以上の予算。

というか、日本だっら映画1本分の予算ですよ〜。





これらのドラマは、アメリカ数千万人の視聴者に加えて、ヨーロッパ、日本などでも放映されています。DVD販売もあるでしょうし、ゲームやグッズ販売もあるでしょう。

マーケットが広いからこそ、1話に付き数億円の予算をとることができるんですね〜。





んで〜、数億円の予算の内の、数千万円だったら、全体コストの10%。





そりゃー、贅沢に仮想セットを使って時間節約を図れますね〜。





ちなみに、お金のないプロジェクトは、どうするかというと、脚本を強引にスタジオ周辺に変更したりして、移動時間を極力少なくしたりします。





<関連記事>

● 20年以内に映像は3D移行確実!
http://ja.katzueno.com/2010/01/1121/

● 500ドルの映画と「アバター」の200億。制作会社経営者が考える制作費と経費計算
http://ja.katzueno.com/2009/12/1105/

● 映画の予告編の作り方
http://ja.katzueno.com/2008/11/870/

● 映画編集にはMac?Windows?
http://ja.katzueno.com/2008/10/854/

● 映画制作者の為のマーケティング術
http://ja.katzueno.com/2008/10/847/





ここのブログをお気に召して下さったら、該当カテゴリーのクリックをお願いします
m(_ _)m

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村 映画ブログ 自主制作映画へ にほんブログ村 ベンチャーブログ 海外起業・海外独立へ にほんブログ村 英語ブログ 国際交流へ




Creative Commons License
ロスと日本の映画とマーケティング日誌・アルケミスタの住人
by Katz Ueno (株deerstudio)
http://katz515.exblog.jp
ブログ記事は文章のみCreative Commons 表示-非営利-継承 2.1 日本 ライセンスに基づいて、非営利・事前通告なしの転載を許可します。
例外など再配布の条件についての詳しい情報はhttp://katz515.exblog.jp/10033851/にて閲覧出来ます。


--
[PR]
by katzueno | 2010-02-19 17:34 | 映画制作

このブログは引越しました。

新アドレスは 「http://ja.katzueno.com/」となります。

 

 


ジョージ・ルーカス「ヒット作の作り方」の秘密


さて、私が毎週楽しみにしている、ロサンゼルスのラジオ番組に「The Business」というラジオ番組があります。

映画制作者ならば、絶対に聞かなくてはいけない、ハリウッド業界の話題満載のラジオ番組。

ただ、普通に、映画鑑賞が趣味な人は聞かない方がいいです。幻滅しますので・・・。





<関連記事>

● 500ドルの映画と「アバター」の200億。制作会社経営者が考える制作費と経費計算
http://ja.katzueno.com/2009/12/1105/

● インド映画がオスカーを穫ったわけ
http://ja.katzueno.com/2009/03/958/

● 黒人映画はアメリカでも売れない?アメリカにもまだある人種の壁
http://ja.katzueno.com/2008/11/886/

● 英語の勉強にネットラジオを活用しよう
http://ja.katzueno.com/2008/10/857/

● アメリカのNPO“ビジネス”から日本のNPOを考える
http://ja.katzueno.com/2008/04/583/





とにもかくにも、この月曜日に放送された、「The Business」も、すごく良い内容でした。

なんと、ジョージ・ルーカス成功の秘密の1つが明かされたのです!?



● Blockbusting; Blowing Off ‘Hurt Locker’ - The Business
http://www.kcrw.com/etc/programs/tb/tb100215blockbusting_blowing

(青い「Listen」ボタンから実際に聴くことが出来ます。)

今回紹介する話題は6分52秒くらいから。





━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ ジョージ・ルーカスが過去300のヒット作品を解析
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

その内容と言うのは、ジョージ・ルーカスが、自身のもつ出版社の編集者、Lucy Autrey Wilsonさんと、エンターテイメントジャーナリストで世界的に有名な、Alex Ben Blockに、過去に制作されたヒット作品を詳しく解析してくれと頼んで作った本の紹介です。



その本とは・・・

● George Lucas's Blockbusting: A Decade-by-Decade Survey of Timeless Movies Including Untold Secrets of Their Financial and Cultural Success
c0150860_1649537.jpg


日本でもアマゾンから購入出来るようです

http://www.amazon.co.jp/gp/product/0061778893?ie=UTF8&tag=katz515-22&linkCode=as2&camp=247&creative=7399&creativeASIN=0061778893

タイトルを日本語に訳すと

「ジョージ・ルーカス、ヒット作の作り方 - 年代別に映画を分析。収益と芸術的成功の秘密を探る」

と言った感じでしょうか。





なんと、過去300作品の「ヒット作」と呼ばれた映画が、なぜヒットしたかを・・・

・予算
・撮影日数
・撮影したフィルムの量(時間)
・興行収入
・マーケティング
・配給方法
なぜこの映画を作ることになったかの経緯

を詳しく解析してヒットした理由を追求するという、映画制作者にとって、絶対に読まなければいけないマニアックな本になっているのです。





映画は、残念ながら、他の芸術作品に比べて、制作するのにお金がかかります。

ですので、映画でお金を儲けるのは必須条件です。

しかし、"芸術”と呼ばれ、賞賛を受けているのは、映画の批評家から評価を受け、儲かっていない映画がほとんど・・・しかし、ルーカスは、エンターテイメント性の高い、ヒット作の中にも、芸術作品として認める部分はないのか・・・ということから始まったプロジェクトらしいです。





━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 「國民の創生(The Birth of a Nation)」の本当の成功の裏側を探る
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


例えば、D.W. Griffithの無声映画の最高傑作とされる「國民の創生(The Birth of a Nation)」



●國民の創生(The Birth of a Nation) - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%e5%9c%8b%e6%b0%91%e3%81%ae%e5%89%b5%e7%94%9f



グリフィス監督は、この作品で、今となっては当たり前となった技術をいくつも発明したのです。

・シーン(場面)の中に、いくつものカットをつなげ話しを伝える“編集”の基礎

・人物の顔だけを写して感情を強調する、クロースアップ

・そして、物語の設定を過去に振り返る、回想(フラッシュバック)を発明しました。



今では、当たり前のこれらの技法。グリフィス監督が発明したものです。

なので、今、テレビや映画を観ている方、全てが、このグリフィス監督の発明の恩恵を受けているのです。

今話題の、バンクーバー・オリンピック。

スピードスケートのテレビ番組で、スタート前に、選手のアップが写されます。カーリングで、各選手の投てき前に、顔のアップを入れて、緊張感を演出しています。

化粧品のテレビショッピングで、綺麗になった奥さんの顔のアップのショット。

これ、全て、グリフィス監督が、この映画で発明したものだと言われています。




当たり前すぎるので、ありがたみが無いですよね。

携帯電話を使っているみたいなものでしょうかね〜。





とにもかくにも、この「國民の創生(The Birth of a Nation)」の映画は、これらの、クロースアップの発明など、芸術的な貢献に注目されているのですが、今回紹介している本では、もう1つ、この映画の成功に貢献した手法があるのです。





それは





「口コミ」マーケティング





実は、この「國民の創生(The Birth of a Nation)」は、白人至上主義の、人種差別が強い作品でした。





著者の ウィルソンさんとブロックさんの調査によると、この人種差別の激しい内容は、あえて、観客のクチコミを狙った、「マーケティング作戦」であったというのです。





口コミマーケティングを利用し、興行的成功を収めた初期の作品が、人種差別映画だったのは大変残念ですが、それでも、映画制作初期の頃から、こういったマーケティングの手法が使われていたことがわかります。





━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ “マニア”の法則
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

また、成功している作品のほとんどが「マニア」的なこだわりがあると言うのです。

プロデューサーが、モデルとなった人物に10年以上通いつめて説得し、制作権を得て作った映画が成功したなど・・・ヒット作には誰にも譲れない「こだわり」があったということも発見しています。





ということで、ヒット作を作るには、特には冷酷とも言えるようなマーケティングを行い、数字・分析や新技術という「テクニック」が必要だけれども、最終的には、合理的とは言えないプロデューサーのカンや熱意も必要だと言うことが詳細に書かれている本だそうです。



映画制作者必読の一冊でしょう。日本語訳が待ち遠しいですね〜。






<関連記事>
● 世界に売れる日本映画は作れるのか?(その1)
http://ja.katzueno.com/2008/11/889/

● 世界に売れる日本映画は作れるのか?(その2)
http://ja.katzueno.com/2010/08/897/

● 映像コンテンツ後進国日本の課題 - YOSHIMOTO DIRECTOR'S 100からみる可能性
http://ja.katzueno.com/2008/11/866/

● 岩井俊二監督が審査員の短編映画祭「box[ur]shorts Film Festival」サイトリニューアル
http://ja.katzueno.com/2009/11/1087/







ここのブログをお気に召して下さったら、該当カテゴリーのクリックをお願いします
m(_ _)m

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村 映画ブログ 自主制作映画へ にほんブログ村 ベンチャーブログ 海外起業・海外独立へ にほんブログ村 英語ブログ 国際交流へ




Creative Commons License
ロスと日本の映画とマーケティング日誌・アルケミスタの住人
by Katz Ueno (株deerstudio)
http://katz515.exblog.jp
ブログ記事は文章のみCreative Commons 表示-非営利-継承 2.1 日本 ライセンスに基づいて、非営利・事前通告なしの転載を許可します。
例外など再配布の条件についての詳しい情報はhttp://katz515.exblog.jp/10033851/にて閲覧出来ます。


--
[PR]
by katzueno | 2010-02-18 17:37 | 映画制作

このブログは引越しました。

新アドレスは 「http://ja.katzueno.com/」となります。

 

 


パイオニアは創り続ける!映画制作とオープンソース
オープンソースCMS「concrete5」の日本語版の翻訳を一人で始めたのが、去年の今頃。

Usagi Project という団体に所属し、「MyNETS」というSNSソフトの英語版を作成した次のプロジェクトで、リーダーのつじくにさんから「Katzさん、concrete5日本語版作ってみない〜?」と誘われたのがきっかけです。

そして、アメリカの開発元にメールを出すと、一週間後に向こうから返事が。「是非、日本語版を作って〜」との返事。

メールを2通ぐらいやり取りしただけで、私は「concrete5」という公認のホームページ制作ソフト日本語版を作るプロジェクトリーダーとなってしまいました。





━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 「ソフトウエアの知識ゼロ」が「ソフトウエア開発者の一員」に
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

今だから、懺悔をしますが、実は私、去年の今頃まで、本格的にソフトウエアの開発をした経験はありませんでした。

唯一、「Joomla」という、「concrete5」と同じようなサイト管理ソフトの運営をしたときに、若干の改造ができただけで、これらのソフトで使われているPHPというプログラム言語の知識は一切なし。

HTMLの知識と、初級のCSSの知識だけでした。





早送りして、1年後の今。concrete5の日本語版開発を通じで以下のことを学ぶことが出来ました。

・PHPプログラム知識
・ソフトウエア翻訳の知識
・インターネットサーバー管理
・MySQLデータベース管理
・セキュリティー管理
・SVN(グループでソフトを開発するときのシステムの1つ)





そして、技術のみならず、人とのネットワークも・・・

・世界中のWEB制作者との出会い
・昨年7月ポートランドに行き、発足メンバーと出会う
・日本の各地でいろいろな人との出会い

を得ることが出来ました。





ここで、1つ、告白します。

私は、今までずっと文系人間です。

高校も私立文系コース。

大学は映画学部です。





映画では、編集作業などにパソコンを使います。

しかし、私は、今まで、コンピューターに関して正式な教育を受けたことがありません。

あるといえば、大学の時に、単位稼ぎで受講したコンピュータ基礎。

マウスの使い方から学ぶクラスで、期末試験はワードで、パンフを作ること・・・。

しかし、当時、英語があまりしゃべれなかったので、英語の勉強がてら、良い経験になりました。





とにもかくにも、私のコンピュータに関する知識は、全て、独学で得たものです。





━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 師匠の存在の大きさ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

一応、私にはパソコンで師匠と呼べる存在の人がいます。

彼は今、ミシガン州で・・・何をしているんだろう・・・

師匠から教わったことは、技術的な事はあまり学んでいなかったと思いますが、いろいろな経験を得ることが出来ました。





中古のDELLノートパソコンに、FedoraというUNIXのOSを入れたり、

ロサンゼルスの某データセンターに連れていってもらい「これ、◯◯(誰もが知っている会社)のサーバー」とか見せてもらったり・・・。

その他、ブログでは書けない、いろいろな武勇伝を教えてくれました。





ブログに書ける事(苦笑)で一番心に残った出来事があります。





5年前のある日、行きつけのコーヒー屋さんで、彼に出会います。

彼は、ノートパソコンを使って何かをしています。

「何してんの〜?」と私が聞くと・・・

「タイムカードシステムを自作してる」・・・とのこと・・・。





彼が当時働いていた会社は、西欧のサーバー系のソフトウエア会社で、勤務体制は完全フレックス制。

作業はすべて、ノートパソコンの端末などで会社のサーバーに接続して行うので、ミーティングがない限り、インターネットがあればどこでも仕事ができる環境でした。

ということで、会社のオフィスの外で働いているときは勤務時間の記録が特に重要。ということで、彼は、会社のサーバーに接続し作業している時間を自動的に算出し、記録するシステムを自作していたのです。

彼曰く、会社が元々使っていたシステムは、自己申告制で、特に外注業者が、作業時間を水増ししていたそうです。また、手入力していたので面倒くさかったとのこと。

彼の会社は、作業を全て会社のサーバーに接続し、サーバー内で作業をしていたので、サーバーの接続時間を直接時間ログとして記録することが可能という簡単な環境にあったと言う条件もありました。

しかし、彼は、新しいタイムカードのプログラムを・・・、しかも、経理部の負担も減ようにと、会社の給料システムとも直結させたシステムを、1日で作ったとのことです。





数ヶ月後、その一日で作ったシステムのおかげで、外注業者の水増し請求が減り、経理部の負担も減少。

結局は年間1千万円近くのコスト削減に貢献したとのことです!

彼曰く「簡単だったよ。俺の作ったソフト、誰でも書けるよ」

だそうです。



5年前のエピソードでした。





去年まで、私は、ただソフトウエアを使う人でした。

しかし、「concrete5」で使用しているプログラム言語、PHPは、結構簡単なプログラム言語です。

今まで、HTMLを使ってホームページ制作を指定た私にとっても始めやすいプログラム言語でした。

そうして、「concrete5」の日本語版開発を初めて1年。





この師匠の、「便利そうだから1日で作った」という、なんとも柔軟な姿勢は私の中でも生かされていると思います。

「concrete5日本語版、作れるんじゃない〜」と思ったのが最初です。

(とは言っても師匠のように一日で「concrete5」の日本語化を1人でできたわけではありません。Usagi Projectのメンバー一同の助けを借りてここまで来ることが出来ました。あと、元々アメリカで開発されているソフトなので、オリジナルではないですし・・・)

しかし、私の師匠に一歩近づいたかな〜と感じています。





━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ どの業界のパイオニアも『創り』続ける。それは映画業界も同じ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

また、私がこの「concrete5」日本語版開発をできるようになった理由は、私の映画制作の経験もあるかなと思います。

そして、上記の師匠と、映画制作には、以下の共通点があると思うのです。





「どの業界も、パイオニアは『創り』続ける」

ということです。





私の映画制作での、特技の1つが、サウンドです。

映画・テレビでのサウンド(音)は、実は結構、重要なのに、見逃されている要素の1つ。

しかし、私は、運良く、現場録音(ロケーションサウンド)に師匠と呼べる存在の人がおり、サウンド編集(MA)においても奇遇が重なって、十分な経験をつむことが出来、とあるプロダクション会社の社長さんから「Katzのサウンドセンスはハリウッドのインディー界で一番だ」と褒めていただくまでになりました。





そのきっかけとなった出来事が、ロケーションサウンドの師匠との、この経験からでした。





今では、ハリウッドのアカデミー会員となり、毎年オスカーのサウンド賞を決める一票を持っている私の師匠。

彼はあまり長編映画には働いていません。長編映画は撮影日は30日近く拘束されるので、主に、ミュージックビデオやCMなどの現場録音を手がけています。

彼が手がけた作品は、日本でもここ5年で、数十作品以上が公開・放映されています。





10年前の、ある日、彼に電話で呼ばれました。

「新しい事を始めたいから、ちょっと手助けして欲しい」

とのことです。





10年前、ミュージックビデオの撮影では「DAT」と呼ばれる業務用デジタルオーディオテープが使われていました。

DAT に、 CD からの音源を録音し、タイムコードを焼きこみます。

そして、ミュージックビデオを撮影する時、音楽が入った音声トラックをスピーカーから流し、タイムコードトラックを、 LED ディスプレイがついた、“カチンコ”と呼ばれる道具に送信します。

c0150860_1374921.jpg
(そのサウンドの師匠に録音してもらった私のショートフィルムの撮影風景。写っているのが Digital Slate(カチンコ))



そうすると、編集するときに、そのカチンコに表示されたタイムコードで、このカットが曲の何分何秒の部分なのかが一発でわかるようになり、わざわざ1ショットごとにタイミングを合わせる必要がなく、効率化が図れたのです。

これを「プレイバック」と呼びます。





私が電話で呼ばれたのは、そのミュージックビデオ用の「プレイバック」を Mac のノートパソコンからやりたいので、パソコン購入のアドバイスをしてくれとのことでした。

師匠は、映画の現場録音に関してはプロでしたが、パソコンに関しては素人でした。





ということで、私が住んでいた West Los Angeles の近くに、プロの楽器屋さんがあり、そこで、PowerBook G4 というマックのノートパソコンと、 ProTools という映画業界では常識のサウンド編集ソフトを購入するのを手伝いました。





当時、ミュージックビデオのプレイバック用 DAT テープを作成(マスタリング)するためには、百万円近くの業務用機材を購入する必要がありました。

そういう機材を持てるのは中規模以上のスタジオのみ。 DAT テープを作成するために、専門のスタジオでマスタリングを頼む必要があったのです。

スタジオに行き、CDを提出し、作業を待って、完成したテープを取りに行くか、撮影場所に配達してもらう必要があるという、時間と手間も掛かっていました。

それを、私の師匠は、Macのノートパソコンと、ProToolsのソフト、40万円の設備投資で、同じことが出来るようになり、しかも、基本的にノートパソコンのセットなので、撮影現場でもマスターを作成出来るようになりました。

しかも、テープではなく、ハードディスクなので、テープを頭出しする必要もなくなり、待ち時間も激減。





今となっては、ミュージックビデオのプレイバックをしているプロは、誰でも、この方式を取っています。





しかし、私の師匠は、10年前、まだ、ハードディスクでのレコーディングがあまり信用されていない時代に、ノートパソコンを使ってプレイバックをするという“革命”をしました。





10年前の当時、 ProTools を購入していた楽器屋さんの店員さんに、私の師匠が一生懸命、自分がノートパソコンと、 ProTools のシステムを使ってやりたいことを説明していましたが、店員さんは何のことか全然わからず。

ProTools システムの公認販売アドバイザーにも関わらずです(苦笑)

当時、 ProTools は、ミュージシャンや、映画のサウンドを編集をしている人だけが使っていました。

ProTools のパソコンの屋内の音楽編集システムを、屋外に、しかも撮影現場に持っていくと考えつく人なんて、一人もいなかったのです。





ProTools のシステムは、屋内用だったので、屋外で電源を供給するには、100ボルトの電源を供給する必要がありました。

ということで、私の師匠は、システムの購入後、車のDC/ACコンバーターを取り付け、一日十分電源が持つように、12Vの大容量鉛バッテリーを大量に購入し、電源を安定的に供給出来る仕組みを作りました。

こんなこと、誰も教えてくれません。もちろん解説書なんてありません。私の師匠が、自分の今までの経験と将来のテクノロジーを見極め、積み上げて行ったものです。





10年後の今。

ハリウッドでのミュージックビデオの撮影シーンにおいて、 ProTools を使ったプレイバックをしている人はたくさんいます。

この10年の間に、ミュージックビデオのプレイバック用 DAT テープのマスタリングをしていたスタジオが全て潰れました。

マニアックなことですが、私の師匠が10年前に始めた、HDDプレイバックのおかげで、ロサンゼルスで、50人くらいの人が職を失ってしまいました。

反対に、私の師匠は、アカデミー協会の会員で、毎年アカデミー賞作品を投票している一人です。





今でも、彼の自宅に行くと、いろいろな新しい機材を見せてくれます。彼のサウンド録音機材のコレクションは数千万円規模になっています。

しかも、1本10万円するマイクを、ただ購入して使うのではなく、時には分解して、自分なりの改良を加えて使っています。





━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 常に何かを自分で創っていき続ける
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ここで学んだことは、何事も、業界のフロンティアと呼ばれる人は、誰かが何かを創るのを待っているのではなく、常に何かを自分で創っていかなければいけないと言うことです。

あと、高い機材であっても、価格が高いからと恐れずに分解出来る勇気を持つことです(苦笑)





同じように、ハリウッドで働いている映画カメラマンは、なにかしら、自作の道具を持っています。

私も現場録音をしているとき、ミキサーや録音機材を乗せるサウンドカートを自分なりにカスタマイズしたり、XLRという音声ケーブルを自作したりしていました。
c0150860_18492635.jpg






その最高の例が、ジェームズ・キャメロンです。

「アビス」や「ターミネーター」で、コンピュータグラフィックを次のレベルに導き、「タイタニック」でコンピューターグラフィックを、現実世界と分からないほどに進化させ、そして、今回の「アバター」で 3D 映画の撮影技術をパナソニックといっしょに開発しました。

しかも、技術だけではなく、きちんと売れるストーリーがあるんですよね。





━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ インターネットの世界でも起こりつつある変化
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

同じようなことが、この「オープンソース」「concrete5」というソフトウエアで起こっています。

オープンソースという言葉が生まれたのは1998年。

そんなにたくさんの人は、この「オープンソース」の本当の意味を分かっていないひとが多いのが現状です。

そんな中、このオープンソースと言う文化、そして concrete5 というソフトを日本で普及することになり、私の今までの経験が、やっぱり繋がっているんだな〜と思うこの頃。





━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 聞いているだけで終わっていませんか?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

今までの映画制作現場での経験と、「concrete5」のイベントで参加し、いろいろな人と出会ってきました。

いろいろな人と出会ってきた中で、はっきり言えること・・・。





この世の中には、

1. 自分で先を行こうと努力している人間と、
2. 他人任せや他人事ばかりな人間

の2つのタイプの人間がいます。





私のサウンドの師匠が、「1.自分で先を行こうと努力している人間」だとすると、潰れたスタジオは「2. 他人任せや他人事ばかりな人間」の集まりだったのでしょう。





誰もが言っていますが、今、世の中は、変革の時です。昔のように、年功序列社会であれば「2. 他人任せや他人事ばかりな人間」でもなんとか行けていましたが、今ではそうも行かなくなりました。





「1. 自分で先を行こうと努力している人間」になる必要があるでしょう。





ただ、私の師匠のように、10年待って大成するような者に数百万の設備投資をせよと言うのは酷なので、リスクの少ない、素晴らしい練習の場があります。





それが「オープンソース」の場や「ボランティア」です。





セミナーや、資格の通信講座ではダメです。





それは、他人が既に大成した経験や、既に規格化された資格を取るだけに過ぎません。「2. 他人任せや他人事ばかりな人間」のままです。





なので、インターネットで仕事をしている人、ウェブデザイナーさんなどは、オープンソフトの世界に入られることを確実におススメします。

特に、当 Usagi Project に入ると、私と一緒にソフトウエアを創っていけると言う特典があるのです!(宣伝かい!)




● Usagi Project メンバー募集
http://concrete5-japan.org/usagiproject/wanted/





2月14日、Usagi Project は無事に設立3周年を迎えました。

メンバー加入に、ソフトウエア開発の知識は必要ありません。

必要なのは、

・少しの時間
・ルールを守り
・自分で先を行こうと努力する

という気力のみ。

私がその証明です。





Usagi Projectには興味がなくても、他のソフトやオープンソースに興味があれば

是非とも

● オープンソースカンファレンス
http://www.ospn.jp/

などのイベントで、いろいろなオープンソースを知り、グループに参加してみるのもよし。





2月26〜27日は、東京で
http://www.ospn.jp/osc2010-spring/

3月13日には、神戸で
http://www.ospn.jp/osc2010-kobe/




開催されます。私も両イベントに参加する予定です(宣伝かい!)



私も、今でも、自分たちが作っているconcrete5や、MyNETSのみならず、Geeklog、OpenPNE、Joomla、WordPress、Drupal、Astariskなど、他のオープンソースソフトを使い分けています。





また、開発者になってことで、他のオープンソース・コミュニティーの方たちと交流の輪が広がり、そのネットワーク自体も今となっては大切な財産となりました。

なんたって、今まで見も知らずだった人たちと、知り合いになれましたからね。





もちろん、この中には、コンピュータなんか興味のない方もたくさんいらっしゃると思いますので、次に「ボランティア活動」をされることをおすすめします。

しかし、在り来たりのボランティア活動ではダメです。

自分が進んで行えるような、ボランティア活動です。

他人に言われてやり続けるボランティア活動ではダメです。





とにかく、自分で先を行こうと努力することを続けていける人になって欲しいなと思います。

と自分にも言い聞かせる。







ここのブログをお気に召して下さったら、該当カテゴリーのクリックをお願いします
m(_ _)m

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村 映画ブログ 自主制作映画へ にほんブログ村 ベンチャーブログ 海外起業・海外独立へ にほんブログ村 英語ブログ 国際交流へ




Creative Commons License
ロスと日本の映画とマーケティング日誌・アルケミスタの住人
by Katz Ueno (株deerstudio)
http://katz515.exblog.jp
ブログ記事は文章のみCreative Commons 表示-非営利-継承 2.1 日本 ライセンスに基づいて、非営利・事前通告なしの転載を許可します。
例外など再配布の条件についての詳しい情報はhttp://katz515.exblog.jp/10033851/にて閲覧出来ます。


--
[PR]
by katzueno | 2010-02-15 01:23 | 映画制作

このブログは引越しました。

新アドレスは 「http://ja.katzueno.com/」となります。

 

 


映画制作とは、過去を見極め、先を読む事

時々、私は、“仕事”と称して、映画やドラマを見ることがあります。

映画・ドラマを職業にしている者にとって、今視聴者に話題の番組や映画を観るのは常識です。

理由はシンプル。

数百人のお客さんがいればいい演劇とは違って、低予算の映画でも数万人のお客さんに来てもらったりDVDを買ってもらわなければ飯さえ食っていけません。

ということで、自然に何万人ものお客さんが買ってくれるような作品作りを心がけなければいけなくなります。

ということで、一番手っ取り早いのは、過去から最近にかけての人気映画を見ることです。というか、見続けないといけません。

今売れている映画を見続けることによって、観客がどういう映画を欲しているかを感じ取り、過去から現在の観客の趣向の変化を見極めることにより、映画が公開されるであろう1〜2年後、お客さんはどのような、映画を求めているかどうかを考えなければいけないからです。





━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 3歩先を行かねければいけない映画制作
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

映画制作で一番難しいところは、自分が今作っている作品が、未来に公開されるので、未来のお客さんに受けるようなストーリーを考えなければいけないことです。

映画制作は普通1〜3年くらいかかります。今年は2010年ですから、今から作り始める映画は2011〜2013年に公開されるので、その時のお客さんのことを考えて脚本を考えることが必要です。

例えば、今現在、朝青龍関のニュースでもちっきりですが、1年後には、このスキャンダルは忘れ去られているでしょう。なのでストーリーの中に朝青龍関のニューススキャンダルの記事を取り入れるのはかなり時代遅れになるリスクが有ります。

今は不景気で、派遣などの問題がたくさんありますが、2012年には景気が良くなっているかもしれないので、不景気を題材にした映画は受けない可能性があります。



映画が公開される時は観客の1.2歩手前、DVD発売の時に丁度いいように、脚本を書く時は、今の感覚から3歩ぐらい前進した気持ちになって書くのが良い脚本の書き方です。





━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 未来の為の過去と現在
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ということでこの「3歩先」を見極めるのに重要なのが、「今」と「過去」を見極めることです。

なぜかというと、過去から今への映画のトレンドの変化を読み取ることによって、今後の流行なんかも感覚的に捉えることが出来るであろうからです。



実は私は、小さいときはテレビドラマや映画など全然見向きもしませんでした。理由は「見る」ことではなくて「創る」ことに夢中だったからです(笑)

しかし今では、お客さんがどのような作品を好んでで見てきた歴史を捉えることの重要さに気がつき、大学を卒業してからやっと映画やテレビドラマをチェックするようになりました。大学で映画批評のクラスをイヤイヤ取っていたのと大違いです。

今となっては、大学の映画批評のクラスをもっと真剣にとっておけばよかったな〜と悔やんでおります。





━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 見ておくべき過去の偉大な作品とその理由
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ということで、私の独断と偏見で、これだけは絶対に見ておくべき映画とその心得です。



例えば、世界中で映画制作を職業としている人であれば、絶対に見なければいけない映画として

・「市民ケーン」
・「風と共に去りぬ」
・「ゴッドファザー」
・「007」の一作
・「ジョーズ」の一作
・「タイタニック」
・「アバター」
・カンヌ映画祭グランプリの作品2作ほど

を見なければいけないと思っています。



日本人であれば

・「東京日和」
・「7人の侍」
・「羅生門」
・「天国と地獄」
・寅さんシリーズの一作
・釣りバカ日誌の一作
・ジブリアニメの一作

は絶対に見なければいけないと思っています。



しかも、「見なければいけない」ではなく、これらの映画がどれだけ優れているかを完全に理解しないと、職業として映画制作は出来ないでしょう。

これらの映画の良さが分からない人は、残念ながら映画・ドラマ制作から足を洗うしかないと断言出来ます。



例えば「タイタニック」「アバター」を例にとります。


「タイタニック」や「アバター」はストーリー展開も大変重要なう要素ですが、映画の技術においても重要な部分があります。私の過去のブログ記事

==========
● 20年以内に映像は3D移行確実!
http://ja.katzueno.com/2010/01/1121/
==========

に詳しい理由があります。

「タイタニック」も技術とストーリーの融合が興行的な成功に結びついています。

「タイタニック」も、コンピュータグラフィックが、コンピューターグラフィックとわかりにくいような使い方をして商業的に成功した最初の作品です。

ただし、1990年以降に生まれた方は、物心付いた頃から、「タイタニック」クラスのコンピューターグラフィックの映画を沢山見てきていますので、「タイタニック」が技術的にどれだけ革新的だったかを全然理解できないひとが多いでしょう。

そんな人は、今回「アバター」をはじめとするの3D映像技術を見た時の感動と比べてみると良いかもしれません。

私の個人的な感想では、当時の「タイタニック」のコンピュータグラフィックの凄さは、この「アバター」の3D映像の感動の5倍くらいでしょうかね。



ということで、“映画制作者のプロ”として、過去の映画を観るときは以下のことに気をつけて過去の映画を見なければいけません。



・その映画に使われていた技術が当時、革新的だった場合、どれだけその技術が革新的だったのか
・映画公開時、観客がどういう前知識でこれらの映画を見たのか
・観客の反応はどうだったのか
・興行的にどれくらい成功したのか
・社会的な影響があった場合、どのような影響があったのか



を見極め、その感動を「知ったかぶり」するのではなく、出来るだけ「感じられる」ようにならなければいけません。

繰り返します。資料や私のこの記事を見て「ふーん、『タイタニック』のコンピューターグラフィックはすごかったのか〜。じゃあ、そういうことにしておこう〜」ではダメです。

実は、この、自分が経験をしたことの無い感動を、なんとなく正確に自分の感情として取り入れることができた暁には(これは映画制作のみならず、普通の仕事をしている方でも)自分の製品やサービスをお客さんに届けた時の気持ちを自分なりに受け止められるようになりますので、かなり有効です。



実は、このブログも、そうやって自分の伝えたい事を、お客さんに上手く伝えられるように練習をしているようなものですね。



とにもかくにも、話がちょっと脱線しましたが、過去や現在の売れている映画やドラマを見ることによって、将来お客さんがどのような作品を好んで見るようになり、それらの需要を満たすような作品を先を見越して制作出来るようになるセンスを磨くためのトレーニングとして、こういった偉大な過去の映画を観て感じることが重要だと思っています。





━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ “未来”を簡単に予測出来る方法
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

さて、そうはいっても、未来を予測するのは時間がかかります。

でも、アメリカに長年滞在していた私にとって、とても貴重な経験をさせてもらっていることがあります。

それは、海外の映画・ドラマ・テレビ番組の時間差公開です。



例えば映画ではありませんが、テレビ番組の「クイズ・ミリオネア」。

1999年8月にアメリカで放送が始まりました。それを最初に見た時「これは日本でもヒットするな〜」と思っていましたが、見事、日本でもヒット番組となったことを覚えています。

つまり、私はアメリカで日本でもこのクイズ番組がヒットすることを、1年近く前に予想できたことになります。



ただ、もちろん、例外はあります。「ビリーズ・ブートキャンプ」です。アメリカでは、軍隊が普通にブートキャンプをしているので受けなかったのもあるでしょうが、アメリカでそこそこヒットしただけの作品が、日本で大ヒットするなんてちょっと以外だな〜と思ったこともあります・・・。



とにもかくにも、私は、ほとんどの場合、アメリカで「これは」と思ったテレビドラマや映画が日本でヒットすることを半年から1年早く知ることが出来るという特権を持っています。





━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 勝手に予想、FOX「Fringe」が次なるヒットかな?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ということで、当たるかどうかわかりませんが、私が勝手に予想する・・・「24」並にヒットするかもしれないドラマの日本語版が、もうすぐ日本でも発売されることになりました。

久しぶりに他人にオススメ出来るテレビドラマです(ただ、グロテスクなシーンがあるので注意!アメリカでは14歳以下の視聴は推奨していません

アメリカではFOXで放映されている、Sci-Fiサスペンスドラマ「Fringe」です。

c0150860_1974281.jpg


今月24日には、シーズン1のvol 1が、

● Fringe / フリンジ 〈ファースト・シーズン〉Vol.1
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B002WT3NK6?ie=UTF8&tag=katz515-22&linkCode=as2&camp=247&creative=7399&creativeASIN=B002WT3NK6



そして3月10日には、シーズン1全てのコレクターズboxが・・・

●FRINGE / フリンジ 〈ファースト・シーズン〉コレクターズ・ボックス [DVD]
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B002WT3NKG?ie=UTF8&tag=katz515-22&linkCode=as2&camp=247&creative=7399&creativeASIN=B002WT3NKG



いやー、私の雑誌のテレビ部門のライターが絶賛していたので、“仕事”として見出したのが最後・・・久しぶりにハマってしまいました(苦笑)

というか「HEROES」よりもおもしろい。今まで見たSci-Fiサスペンスドラマとして最高の出来じゃないでしょうかね・・・。

もう私はシーズン2に突入していますが、シーズン1も、面白かったです。



ということで、所詮は、「Fringe」というドラマが面白かったのを他の人に伝えたかっただけだったりしています〜(苦笑)





ここのブログをお気に召して下さったら、該当カテゴリーのクリックをお願いします
m(_ _)m

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村 映画ブログ 自主制作映画へ にほんブログ村 ベンチャーブログ 海外起業・海外独立へ にほんブログ村 英語ブログ 国際交流へ




Creative Commons License
ロスと日本の映画とマーケティング日誌・アルケミスタの住人
by Katz Ueno (株deerstudio)
http://katz515.exblog.jp
ブログ記事は文章のみCreative Commons 表示-非営利-継承 2.1 日本 ライセンスに基づいて、非営利・事前通告なしの転載を許可します。
例外など再配布の条件についての詳しい情報はhttp://katz515.exblog.jp/10033851/にて閲覧出来ます。


--
[PR]
by katzueno | 2010-02-06 19:13 | 映画制作

このブログは引越しました。

新アドレスは 「http://ja.katzueno.com/」となります。

 

 


天職とは「死にたい」と思うけど「辞めたくない」と思えた仕事のこと
ふと思いました。

「天職」とは、仕事でつまづいたときや、嫌になった時、「死にたい〜」と弱音を吐くことがあっても「辞めたい〜」と全然思わない職業なのかなと〜。



飛行機に初めて乗ったのが、ロサンゼルスに留学する時。
しかも、運悪く乱気流に巻き込まれ、墜落するんじゃないかとオドオドしていました。

めちゃくちゃ帰りたいと思いましたが
しかし、「飛行機が墜落してもそれはそれで良いか〜」
そんなに心配することなくロサンゼルスに到着。

ロスの空港から、お金がかからないということで、言葉も話せないのに、公共のバスにスーツケースと共に乗り込み、当時のバスは、停留場のアナウンスなんて無い中、何故か、降りる場所を間違えずに、最初のユースホステルにたどり着いたのを覚えています。

今思うと、言葉が全然わからず、知り合いも一人もいない中、しかも留学斡旋業者にも頼まず、全部ひとりで手続きして自分の次の10年間を過ごす場所によく行ったものだな〜と自分でも感心しています。

しかし、最初の夜、「ホンマにこれで良かったのかな〜、帰りたいな〜」
と思ったことを覚えています〜。



日本では、中学生の頃から文化祭でドラマなどを撮っていましたが、アメリカで生まれて初めて英語でショートフィルムを作った時も・・・。

その当時も、英語はあまりしゃべれませんでしたが、アメリカ人の知り合いがどんどんショートフィルムを作っていったので、恥を偲んで、短大時代に映画を自分で撮ることになりました。その時は、そんなに英語出来なかったのに・・・。

その時の脚本を書き上げたときは、クリスマスイブの前日。

「みんな、クリスマスで家族とかカップルとかでイベントしているのに、オレは映画の脚本家書きか〜」
と思いながらも、クリスマスシーズンに、一人で脚本を書いている時の充実感が忘れられません。

オーディションをし、スタッフを集めて撮影の日の朝。
10人以上の俳優さんやスタッフが集まったのを見た時、
「これでしくじったら、最悪だな〜」
と凄いプレッシャーを感じた事を覚えています。

しかし、そのプレッシャーを乗り越えて、生まれて初めて英語でショートフィルムを完成させました。



そして、記念すべき、生まれて初めてプロデュースした長編映画のプレミアの日。

800席の観客席が、前売りの時点で、満席に・・・。

しかし、上映用マスターに間違いがあるかもという悪い知らせがあり、緊張している監督、他のプロデューサーからの怒号をうけながら、緊急テストに向かっている時・・・

2年間の沢山の人の努力と、プレミアを待っている800人の観客の期待という重いプレッシャーも加わり・・・

ハリウッドにある、DGAの会場に行く途中、
「フリーウェーで中央分離帯に車を激突させたら、楽になるかな〜」
と本気で思ったこともあります。

でも、なんとか、最後は上手く行きました。

映画のクライマックスでは、「泣かせたい」と思ったところで、観客の方のすすり泣き声を劇場の後ろから聞いたときの感動。

私は、小説や舞台・ドラマなどもありますが、映画は「人を泣かせても許してもらえる」唯一の職業の1つだと思っています。そこで、人を泣かすことができた時の達成感はたまりませんでした。



しかし、このような達成感を絵られる時間は、長い時間の間にも限られたごく一部の時間のみです。

映像を撮り始めて27年。その間に大小なりとも携わった映像作品は100作品ほど。

費やす時間のほとんどは、ストーリーを考えたり、資金を集めたり、スタッフを集めたり・・・。

しかも、数カ月、数年かけて作った作品でも、評判が悪ければ、それまでの努力がパーです。

だいたい、70%の努力。20%の苦痛。5%の失敗。5%の達成。といった感じでしょうか。



それでも、この5%の為に、残りの95%の時間を無駄にできるんですよね〜。

浮世絵で有名な北斎は「不合理もまた美なり、美はまた不合理なり」という言葉を残しています。

「死にたい〜」と弱音を吐くことがあっても「辞めたい〜」と全然思わない

不合理な事や嫌な事を数多く経験しているのに、最後のゴール<美>があると信じているからこそ、無駄なことを続けて行く・・・。

まあ強引に自分を納得させて今日も編集作業に戻ります。





ここのブログをお気に召して下さったら、該当カテゴリーのクリックをお願いします
m(_ _)m

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村 映画ブログ 自主制作映画へ にほんブログ村 ベンチャーブログ 海外起業・海外独立へ にほんブログ村 英語ブログ 国際交流へ




Creative Commons License
ロスと日本の映画とマーケティング日誌・アルケミスタの住人
by Katz Ueno (株deerstudio)
http://katz515.exblog.jp
ブログ記事は文章のみCreative Commons 表示-非営利-継承 2.1 日本 ライセンスに基づいて、非営利・事前通告なしの転載を許可します。
例外など再配布の条件についての詳しい情報はhttp://katz515.exblog.jp/10033851/にて閲覧出来ます。


--
[PR]
by katzueno | 2010-02-03 10:21 | 映画制作

このブログは引越しました。

新アドレスは 「http://ja.katzueno.com/」となります。

 

 



日本とロスで会社を経営。エンタメ系とビジネス系の雑誌の編集、映画の制作、ウェブプロデューサーをしているKatzのブログ 皆さんとこの場を通じてコミュニケーションがとれたらと思います。コメント大歓迎
カテゴリ
自己紹介
映画制作
マーケティング
起業・経営
インターネット、IT&ライフ
出版・編集・ジャーナリズム
つれづれ
ひまつぶし
きんきょう
アメリカ文化
グルメ・コーヒー
リンク
KatzのTwitterアカウントへ

Creative Commons License
非営利の転載歓迎

このブログを定期購読してみませんか?

ロスと日本の映画/マーケティング日誌



ここのブログをお気に召して下さったら、クリックをお願いします
m(_ _)m
↓↓↓↓↓↓↓




人気ブログランキング

「HAPPY@MANY」で記事をチェック!

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村 ベンチャーブログ 海外起業・海外独立へ
にほんブログ村 英語ブログへ
にほんブログ村 英語ブログ 国際交流へ



お気に入りに追加

Yahoo!ブックマークに登録





Katzに連絡
メールアドレスは、迷惑メール対策のために公開していませんが、気軽にコメント・メール等の感想を頂けると幸いです。ここのフォームから送られるメールは、基本的に私だけが読んでいます。



いきつけのお店
〜四日市〜


アルケミスタコーヒー


Food Bar Mission




いきつけのお店
〜ロサンゼルス〜


Cafe Balcony




いきつけのお店
〜ヒューストン〜

Dragon Bowl Bistro





映像関係

DAVICS2 映像つくるヒトのSNS


地方プロダクションの映像制作




ブログ

税理士森大志のひとりごと
税理士森大志ブログ




ライフログ


Forgotten Coast (Ws)


新会社法対応!起業したらまっさきに読む経理の本 (アスカビジネス)


エンターテインメントビジネスの法律実務




Katzの本棚
以前の記事
タグ
お気に入りブログ
検索
ライフログ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧