最近、映画の脚本を書くためにどのようなソフトを使ったら良いのかを聞かれました。
英語版では、「Final Draft」 という脚本ソフトがあります
○Final Draft
http://www.amazon.com/gp/product/B0001XNGZ2?ie=UTF8&tag=deerstudllc-20&linkCode=as2&camp=1789&creative=390957&creativeASIN=B0001XNGZ2
私もこのソフトを使って最近は脚本を書いたり、他人の脚本を読んだりしています。アメリカで映画制作をしたいという方には必須のソフトです。
このソフトは、シーン番号の管理や、変更した部分の管理、そして撮影スケジュールまで管理出来るというシロモノです。長編映画等に携わる場合は、必須のソフトです。
○ビンボー自主制作者にはMicrosoft Word
しかし、お金のなかった学生時代、私はどうやって脚本を書いていたかというと、マイクロソフトのワードの「スタイル」という機能を使って脚本を書いていました。

画面は私のマックのマイクロソフト・ワード2008ですが、Windows版のワードでも同じような位置にこういった表示があると思います。
ということで、日本語の脚本ソフトはあまり聞いた事がないのですが、使えると思ったのが、2000円で販売されている
○O's Editor 2
http://ospage.jp/soft/oseditor2/oseditor2.html
です。ただ、ウィンドウズ版しかなく、一応、私もウインドウズを持っていますし、マックもウインドウズを走るようにしているのですが、マックで走せられるソフトを使って脚本を書きたかったのです。
○無かったので作りました、ワード用日本語脚本のテンプレート
なので、思い切って、作ってみました。縦書きと横書きバージョンがあります。


ダウンロードと詳しい説明はこちらからです
http://deerstudio.jp/inc/downloads/film-and-video/script-microsoft-word-template.html
それでは、良い脚本が出来上がったら、連絡して下さいね〜。感想もよろしくです。
<関連記事>
○映像コンテンツ後進国日本の課題 - YOSHIMOTO DIRECTOR'S 100からみる可能性
http://ja.katzueno.com/2008/11/866/
○映画の予告編の作り方
http://ja.katzueno.com/2008/11/870/
○世界に売れる日本映画は作れるのか?(その1)
http://ja.katzueno.com/2008/11/889/
○「デトロイト」のリメイク権から考える日本の映画業界の今後
http://ja.katzueno.com/2008/09/708/
○○「DMC」の次は「パコ」になるか?
http://ja.katzueno.com/2008/09/723/
○岩井俊二監督が審査員の短編映画祭「box[ur]shorts Film Festival」サイトリニューアル
http://katz515.exblog.jp/12978061/
○結構使える、ワードのスタイル機能
あと、このワードのスタイル機能は、同じような文章を常に作成している方にもおすすめです。スタイルを登録しておくと、そのメニューから選ぶだけで自動的に書式をそろえてくれますので、プレスリリースを書いている広報の方や経理の方はマスターしても良いでしょう。
ここのブログをお気に召して下さったら、クリックをお願いします
m(_ _)m
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓


ロスと日本の映画とマーケティング日誌・アルケミスタの住人by Katz Ueno (株deerstudio)
http://katz515.exblog.jpブログ記事は文章のみ
Creative Commons 表示-非営利-継承 2.1 日本 ライセンスに基づいて、非営利・事前通告なしの転載を許可します。
例外など再配布の条件についての詳しい情報は
http://katz515.exblog.jp/10033851/にて閲覧出来ます。
--