人気ブログランキング |
ロスと日本の映画とマーケティング日誌・アルケミスタの住人

ブログトップ | RSS | deerstudio 日本 | 米国 | お問合せ | English | 非営利の転載歓迎
Usagi Project | concrete5 日本語公式サイト

映画制作、WEB制作、ソフトウエア制作。私の職業って・・・思いながら綴って行きます

2010/8/14 - このブログは引越しました。

新アドレスは 「http://ja.katzueno.com/」となります。


タグ:エンタメ業界 ( 69 ) タグの人気記事

このブログは引越しました。

新アドレスは 「http://ja.katzueno.com/」となります。

 

 


映画の投資の集め方(前の続き)

前回の続き、具体的なハリウッド資金調達の例と体験談です。このページに先に訪問された方は、前回の記事をひとまずお読み下されば幸いです。

ハリウッドでの具体的な資金調達の方法?

STEP 1: 脚本の権利をゲット

これから映画を投資ファンドを利用して作ってみられたい方は、まずは脚本を書きましょう。もしくは脚本を買いましょう。そして権利問題をきちっとして下さい。脚本が完成した時点で、アメリカのCopyrightオフィスに脚本と$30の手数料を払って、脚本の書作者の登録をします。特殊な場合を除いて、かなりの時間が掛かる場合もありますので、WGA(脚本家協会)のサービスを使って、暫定的に脚本を登録する事も可能です。

日本では、日本脚本家連盟(WGJ)が、同じようなサービスを提供しています。
http://www.writersguild.or.jp/wgj/

しかし、アメリカでの脚本の売買は基本的にアメリカの著作権オフィスに登録しないと絶対に権利の委譲等できませんので、注意して下さい。

この段階で、有名な監督が俳優がすでに名乗りを上げていると、コトを有利に進ませる事が出来る可能性が高いです。

STEP 2: 投資家リストを作る

自分が作りたい映画と同じような規模で、同じような内容の映画を見て、「Executive Producer」の名前をメモしておきましょう。

そして、その「Executive Producer」が誰でどこの会社に勤めているか調べてみましょう。

投資ファンドだったらビンゴです。コンタクトとれるようであれば、コンタクトをとりましょう。もしかしたら、資金が調達出来るかも・・・。

しかし、どうやってコンタクトをとれば良いのでしょう。映画を見ているだけでは、詳しい情報は分かりません。そこで、IMDBという、映画のデータベースサイトの有料版を使います。

IMDB Pro
http://pro.imdb.com/

私もここの会員で、月13ドル、もしくは年会費99ドルを払っています。無料版もありますが、そこでは詳しい情報がゲット出来ないので、仕事の関係もあり、ここの有料サイトを使用しています。

ここでは、各制作会社(Production Company)のプロフィールも載せられており、場合によっては、そのExecutive Producerがどこの会社に所属しているかの情報燃える事が出来、住所や電話番号も入手可能です。

他にも、

TV Tacker
http://www.tvtracker.com/

で、ここはテレビが中心ですが、情報が得られます。ここの良いところは、テレビやマーケティングの会社に勤めている人の人事異動の情報をいち早く入手出来るところです。ここのメインのサービスも有料です。

例: 映画投資ファンドの見つけ方

具体的な例を挙げると・・・。

バベル(BABEL)
c0150860_11433220.jpg

役所広司さんや、菊池凛乎さんも出演している「バベル」 です。

これをIMDB Proで検索してみましょう。
ちなみに、無料版での検索結果はこちらです。

http://www.imdb.com/title/tt0449467/

さて、前回のポストで説明しました、Executive Producerを探しましょう。無料版では「Produced By]の欄におられます・・・って、いない。おそらく投資ファンドの方の名前を出さず、隠れておられます。投資ファンドの会社のクレジットがどこかに隠れていると思います。

ページをスクロールして、「Production Company」の欄に行きましょう。左のリンクの「Overview」セクションに「Company Credits」というセクションがあります。

具体的な無料版へのリンクはここです
http://www.imdb.com/title/tt0449467/companycredits

てな感じででてきました。
----------
Paramount Pictures (presents)
Paramount Vantage (presents)
Anonymous Content
Zeta Film
Central Films
Media Rights Capital
-----------

ここで、投資ファンドと、配給会社、制作会社との線引きをします。パラマウントピクチャーズは、ハリウッドのメジャースタジオです。配給元でもリストされています。おそらく、この映画にメインの投資はしていません。パラマウントヴィンテージは、パラマウントのインディー映画専門のレーベルです。制作プロダクションでリストされているのは、おそらく、彼らが配給権を撮影に入る前にゲットし、撮影の前から、難らからのサポートを行ったとか、撮影後に購入して、ちょっと制作の面でお金を出して、作品に手直しを入れさしたからでしょう。基本的に、「バベル」の制作費のメインの部分は投資ファンドから作られたインディー作品です・・・。というか、そのことを事前情報で知っています。なので、パス。でも、将来、このような映画を制作したときに、パラマウントが配給権を買ってくれるかもしれないということをメモ。

Anonymous ContentはメインはCMなどを作る広告向けの制作プロダクション。多数の監督さんやプロダクションマネージャーさんが在籍しています。時間をかけたくないので、詳しいリサーチはしませんが、過去の彼らの動向から、おそらく、スタッフやアソシエートプロデューサーが、この作品に撮影等の制作自体に参加しているでしょう。もしかしたら、お金を捻出しているかもしれませんが、会社の性格上、パス。

Zeta Filmsは、メキシコの会社。IMDBには詳しい情報は載っていませんが、「バベル」の監督はメキシコ人。そして彼の過去の作品の何作かに関わっているので、制作会社です。撮影も一部メキシコで行われましたし、おそらくメキシコでの撮影のときにメインに参加したからでしょう。メキシコを題材にした映画ならば、相談しても良い制作会社としてメモしておきましょう。でも、投資会社としては(?)マークです。

Central Filmsは、ちょっと分かりにくいですが、今日現在、IMDB Proのページに、プロジェクトの一つの権利を買い取ったとリストしてあります。権利を買い取るというのは、制作するのにお金を集めているというので、投資ファンドかもしれません。「確信ないけれど投資会社だと思う」でメモしておきます。

そして、最後。Media Rights Capital。名前からしてビンゴです。名前を日本語にすると「メディア」の「権利」の「資本」。これは、名前だけからして確実に投資ファンドですが、IMDB Proの彼らのページには・・・

http://pro.imdb.com/company/co0194736/(お金を払うか、14日まで試用期間無料。ただし、入会のときにクレジットカードの情報を入力し、それまでに退会処理をしないと行けません)

彼らのページには「Funding」「Funding」「Funding」の文字が・・・「投資中」「投資中」「投資中」です。完璧に、制作会社ではなくて、お金を集めるだけが目的の会社です。彼らの過去から現在までの携わっているプロジェクトの特徴を捉え、自分の作品が、それに見合っているのならば、絶対コンタクトをとりましょう。ちなみに、Proバージョンでは、会社の電話番号やFAX番号も公開されています。

てな感じで、映画投資ファンドの情報を得られます。

さて、これがお金がもらえそうな投資ファンドの探し方です。

ただ、いきなり、これらの会社にコンタクトをとっても、おそらく、自分がハリウッドやヨーロッパで有名なプロデューサーか監督ではない限り、旨くいって権利を買収されて、お金がもらえるだけで、自分が監督やプロデューサーになって最後までやって行ける可能性は、無理です。

なので、自分がプロデューサーとして、監督としてその作品に携わりたいのであれば、彼らにコンタクトをとる前に、いろいろ防衛策をとらなくては行けません(その防衛策は機会があれば、また書きます)。

----------

さて、他にも制作された投資ファンド系の映画として・・・。2年前にアカデミー賞を受賞した・・・

クラッシュ(Crash)
c0150860_10354498.jpg

があります。最近は、ヨーロッパからの投資ファンド系でアメリカ、もしくはアメリカのスタッフで制作映画のアカデミー賞候補が多くなって来ました。


おまけ

ブラックダリア(Black Dahlia)
c0150860_13284244.jpg

は、おそらく、初ヨーロッパの資金を投入し、50億円という資金を投入し、ハリウッドの有名な俳優を雇い、ブルガリア(アメリカ大陸以外)で撮影された作品です。舞台はロサンゼルスなのに・・・。これをロサンゼルスで撮影したら、100億円はしたかもしれません。これだけの規模でアウェイで撮影されたハリウッド規模の作品としては初と言っても良い作品です。

ラストエンペラーなど、過去に海外資本で規模の映画は制作されましたが、ロサンゼルスでとれるはずの映画を、英語圏でないブルガリアで英語の映画を、これだけの俳優、スタッフで撮影された規模としてはという初めてという事です。

制作会社は、私が昔インターンしていた会社で、その時がちょうど撮影のとき。メークアップの材料とかをブルガリアに送る手伝いをやらされました。

いろいろブルガリアで撮影したからこそ出てくる問題点等を目のあたりにしていました。

保険のために、俳優陣に健康診断を受けさせないと行けないけれども、違う映画の撮影をしていて、前作の映画のプロダクションマネージャーや、保険会社に、その健康診断書を保険の申し込みに流用していいか・・・。

この作品はロサンゼルスを舞台にしており、舞台監督もアカデミー賞受賞経験のある大物。コスト削減のためにブルガリアで撮影とはいえ、ロスでいろいろな小道具、大道具を購入して輸送しなくてはならず、バイヤーの人がかなりまいっていた・・・

監督は、「LA・コンフィデンシャル(LA Confidential)」も監督した大物。その監督が、編集にカナダ人のエディターを迎えたかったけれども、アメリカの移民局が「優秀なアメリカ人エディターはいるだろう」と就労ビザの発給を渋っていて、編集をカナダでやるか、監督を説得、エディターを代えて目の届きやすいニューヨークかロスででやるか、もめていた・・・などなど。

また、同じ制作会社が手がけた違う作品。

16 Blocks
c0150860_13414485.jpg

なんですが、これ、ニューヨークが舞台なのに、実際の撮影は、コスト削減のために、カナダで行われ、実はニューヨークの某映画の労働組合の幹部をかなり怒らせてしまい、プロデューサーが、隣の部屋で、電話に向かって喧嘩してました。

コスト削減と、アメリカの労働確保の問題。アメリカでも問題になっております。


さて、最後に、こんなものを途中で見つけました。

ドイツにおける日本映画のバイヤーリスト(輸出促進調査シリーズ) 2007年3月
http://www.jetro.go.jp/biz/world/europe/de/reports/05001440

一年前の情報ですが、日本で映画を制作するにあたって、制作の準備段階から、このような配給会社にコンタクトをとって、配給権を売る事が出来ると、投資の数も増えます。




Japan Blog Award 2008ビジネス部門にノミネート!

御陰さまで、ビジネス部門にエントリーされました。このような機会を与えていただき、運営委員会の皆様、審査員の皆様、そして投票をして下さった方、ありがとうございました。この機会に是非他にエントリーされている方のブログもご覧いただくと幸いです。

http://www.japanblogaward.com
by katzueno | 2008-02-24 05:42 | 映画制作

このブログは引越しました。

新アドレスは 「http://ja.katzueno.com/」となります。

 

 


ハリウッド映画・ヨーロッパ・そして資金調達のヒミツ

最近ネットの話が多くなって来たので、久しぶりに映画の話です。

さきほど、アメリカで公開され、日本でも5月に公開された事が決まっている・・・。

ランボー・最後の戦場
http://rambo.gyao.jp/
c0150860_9493029.jpg

ですが、実は、昔々、大学へ行っているとき、この制作プロダクションの会社、Millennium Filmsというところにインターンとして働いていた事があります。

仕事は、基本的に雑用。タダ働きのインターンだったので、基本的に資料の整理ややコピー等の雑用でした。

その中の仕事の一つであったのが、オフィスに送られて来た脚本を、アルバイトの「リーダー」に脚本を1次審査するために脚本をコピーするというものでした。

彼らのスタジオが雇っていたリーダーは3〜4人。一本5000円〜1万円で、その脚本を読み、映画にすべきかどうかのレポートを提出します。

ちなみに、ワーナー等のスタジオは、お金があるので、一本3万〜5万で雇っているみたいですが・・・。ハリウッドでは、脚本を読んで、読書感想文をかいて生計を立てている方もいるんです。

とにかく、そのときに、あがって来た脚本の一つが、このランボーの脚本でした。

最初に原稿があがって来た時は、物語の舞台は別のところだったんですが、いつのまにかミャンマーになっていたみたいですね。

さて、それはもとより、この映画制作会社。アフリカやブルガリヤなどの海外で撮影を行い、経費を節減して撮影する専門の映画会社です。昔はホラーフィルムや、B級映画を中心に行って来ましたが、そのヨーロッパの人脈と以下の事を理由に、急成長した会社です。

ハリウッドの資金調達。スクリーンの裏で…
http://allabout.co.jp/career/worldnews/closeup/CU20060417A/index.htm

この記事は古くて、今では、規制が厳しくなって来ているのですが、ドイツでは、映画産業の発達を目的として、映画に投資すれば、その分を経費として計上が出来ることになり、税金の控除の対象となったのです。

そして、この制度には裏道があって、一時的に映画の権利をドイツに移すだけで控除の対象になったため、実際の制作はハリウッド等で行われていました。

その御陰で、私の働いていた制作会社がその流行に乗ってここ5〜7年で急成長したのです。(ちなみに10年くらい前にも、この会社はホラー映画を大量生産して、ホラーブームに乗っかって成長しました)

まあ、最近はこれにも規制がかかって来たので、難しくなりつつあります。


ハリウッドでの資金調達の一例

ちなみに、映画への投資について、他の投資とはちょっと性格が違います。超大金持ちが、税金対策としてやっている事が多いのです。(お金儲けや文化の慈善事業としてもやっておられる方もいます)

つまり、もうけたお金を、税金にとられるのは惜しいから、そのお金の一部を使って、映画に投資をしようという事です。しかも、映画には利益を上げてほしくないのです。

つまり、映画が赤字になると、お金が減ります(でも、元々税金としてとられるはずだったから、ある意味損害なし)

そして、映画の利益がゼロ、つまり制作費と収入が同じだったら、投資したお金がそのまま戻って来ます。

そして、映画が売れてしまうと、反対に、余計税金が取られてしまう可能性があるので、面倒臭いから、あんまり儲かってほしくない・・・。その時は、他の映画に投資をし、時には、わざと売れない映画なんかに投資したりする時もあります。

映画のエンドロールを見ていると、「Executive Producer」というクレジットがあります。日本語で「製作総指揮」とかいう言葉が使われていますが、よく、スピルバーグさんがやられていますね。

彼(スピルバーグさん)の場合は、基本的に、自分が興味を持ったプロジェクトだけれども、制作には時間的な余裕がなかったり、自分にはあまり適任ではないなと思ったときに、一歩退いて、名前を貸したり、お金を出資するのみの場合に使われます。

いわいる、日本の会社で言う「会長」さんみたいな役職です。つまり、権限があるのかないのか分けの分からない役柄で、ケースによっては、実際は何もしてなかったりもするし、時には、監督やプロデューサーがダメだったので、彼らを首にして自分でかなりの部分まで、仕方なしにタッチしなくては行けなかったり・・・。

しかし、「Executive Producer」はスピルバーク氏だけではなく、映画をよく見てみると、結構おられます。さて、彼らは一体誰なんでしょう・・・。

お金の出資者なんです。厳格に言うと、ほとんどのお金持ちさんは自分の名前を出したくないので、映画の投資ファンドの人だったり、銀行の役員さんだったり、会計事務所の方だったり・・・。そして、時には、保険会社の人だったり・・・。

保険会社は特殊なケースですが、映画制作の際、大きなプロジェクトは、保険をかけます。災害時(Maiami Viceはハリケーンや主役の方のドラッグの問題で大幅に撮影が延びました)の時の保証、映画のネガが現像時の事故でパーになったり、数千万円する撮影機材が壊れたなどの不慮の事故の際に補償してくれる保険です。

そのときに、保険会社が映画の権利を没収したり、大幅な資金の投入を行います。そのときに、「Executive Producer」が入る時も、すごく稀ですが、あります。

長くなって来たので、続きは、明日。簡単にですが、具体的な資金調達の方法を書きたいと思います。


続きはこちらです。




Japan Blog Award 2008ビジネス部門にノミネート!

御陰さまで、ビジネス部門にエントリーされました。このような機会を与えていただき、運営委員会の皆様、審査員の皆様、そして投票をして下さった方、ありがとうございました。この機会に是非他にエントリーされている方のブログもご覧いただくと幸いです。

http://www.japanblogaward.com
by katzueno | 2008-02-23 11:00 | 映画制作

このブログは引越しました。

新アドレスは 「http://ja.katzueno.com/」となります。

 

 


東芝、HD DVD撤退は1ヶ月前から進められていた?
やはり、一度クッションを置いて、撤退発表をしたかったのでしょう。


○東芝:HD製品の生産中止、3月で販売打ち切り発表
http://mainichi.jp/select/today/news/20080220k0000m020128000c.html

○東芝がHD DVD事業終了を正式発表,Blu-ray対応AV機器の販売計画はなし
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080219/294172/

○東芝プレスリリース:HD DVD事業の終息について
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2008_02/pr_j1903.htm

○東芝プレスリリース:三重県四日市市と岩手県北上市に2棟並行して建設
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2008_02/pr_j1902.htm


そして、先週土曜日夜に、こういう記事がでています。

○本田雅一のリアルタイム・アナリシス:“東芝、HD DVD撤退で調整へ”報道を読み解く
http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0802/16/news011.html

「東芝本社からの意図的な情報リークというのが、もっとも可能性としては高い。」

おそらく、開発者・販売部門と東芝本社との意見の相違が、ワーナーのHD DVD撤退を機に明確になったのでしょう。んで、東芝で順調な半導体機能の事業の促進を図っていたのでしょう。

----------
ここから推測。ブログなので、勝手に推測です。あくまでも個人的な推測です。
----------

2〜3週間以前までに、工場建設のめどが立ち、普通なら正式発表が可能な時期であった2月8日に正式発表をせずに、リーク情報を流し、投資家向けに土台を作る。「東芝は、なんかやってますよ〜」と潜在意識を植え付ける。

そして、HD DVD開発者部隊・販売部隊の顔色を、直接は聞かないで、どんな感じかをうかがう・・・つまり、一生懸命頑張っている開発舞台に、事前に相談しようかする必要がないかの確認。

んで、相談しない事に決定。

おそらく、東芝販売担当者は、未だに、HD DVDの販売をしているユニバーサルと、パラマウントに、「絶対、ウチは撤退しませんから」と、約束していたに違いないので、「あと1年は続けてほしい」とか言ってくるのが分かっていたから、

「すみません、ウチの重役どもが決めてしまいました」「私たちは今までずっと続けてやると言われていたからあんな事言っていたのです」と、開発・販売レベルの従業員さんが、言い訳出来るように、本社からの強引な発表を敢行したという事でしょう。

んで、東芝本社も、「NHKにすっぽぬかれちゃった〜」「一応、考慮はしていたけれども、発表する気はなかった。」「月曜日のプレスリリース見てよ。発表する気はかっただって」「でもさ、この記事見てよ(下記参照)投資家の人に好印象受けたから、やっぱ撤退するよ〜。」

○HD DVD撤退、東芝株価は上昇 「選択と集中」に好感
>> http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0802/18/news034.html

てな感じでしょう。

で、月曜日に、また再び、工場建設のリークの情報を流し、投資家へのショックを和らげる。

今回の東芝のHD DVD撤退劇はすばらしかったです。

今後の東芝の動向の、勝手な予想です(あくまでも、勝手な予想です)

東芝産はBlu-Rayには、参戦しないと言っていますが、数ヶ月以内に、ソニー側と隠密対談、そしてXBox360に、HD DVDを搭載しているマイクロソフトと相談が終わった時点で、Blu-Rayに参戦するでしょう。




Japan Blog Award 2008ビジネス部門にノミネート!

御陰さまで、ビジネス部門にエントリーされました。このような機会を与えていただき、運営委員会の皆様、審査員の皆様、そして投票をして下さった方、ありがとうございました。この機会に是非他にエントリーされている方のブログもご覧いただくと幸いです。

http://www.japanblogaward.com
by katzueno | 2008-02-19 22:43 | マーケティング

このブログは引越しました。

新アドレスは 「http://ja.katzueno.com/」となります。

 

 


今度は日本人メイクアップアーティストがアカデミー賞に
c0150860_148761.jpgまた、バラエティージャパンから、日本人メイクアップアーティストの辻一弘さんのインタビュービデオが紹介されています。

アカデミー賞 メイクアップ賞ノミネート!
辻一弘&リック・ベイカー 独占インタビュー

>> http://www.varietyjapan.com/features/academy2008/u3eqp3000002wijo.html

昨年に引き続き、2回目のノミネート。エディーマーフィーが七変化する、「Norbit」というコメディーのメイクアップでノミネートされました。

前回の坂口さんの記事でも、日本人の方で、ハリウッドで活躍されているメイクアップアーティストの方はたくさんいると書きましたが・・・というか、ワダエミさんが第一人者・・・メイクアップとビジュアルエフェクトは、日本人の方がたくさん進出している分野ですので、辻さんのように、ハリウッドで10年以上働いている日本人メイクアップの方のノミネートが今後も増えて来ると思われます。

現実、私の身の回りでも、メイクアップのユニオン(労働組合)入りを果たしたメイクアップの友人が何人かいるので・・・。

ただ、今年のメイクアップは、「Pirates of the Caribbean」にいくかなというのが私の個人的な予想です。

というのも、「Norbit」はあくまでもコメディー作品。パイレッツは冒険もので映画自体にも迫力があります。

そして、辻さんのパートナーであるベイカー氏はアカデミーのメイクアップノミネートが11回目。そしてアカデミー賞は5回も受賞されています。アカデミー会員の方には馴染みの顔がノミネート。辻さんもノミネートは2回目。厳しく見るでしょう。

ということで、アカデミー会員は、「パイレッツ」の方に投票するか、大穴で、もう一つのメイクアップのノミネート作品である、フランス映画「La Vie En Rose」の方に行くかなというのが、私の予想です。(あくまでも予想です(苦笑))

c0150860_1491916.jpg


あと、前回紹介したアカデミー賞科学技術賞受賞された坂口亮さんの、より詳細なインタビュー記事が掲載されています。

“完全な文系人間”が勝ち取った“極めて数学的な栄誉”
アカデミー賞科学技術賞受賞!! 坂口亮独占インタビュー

>> http://www.varietyjapan.com/features/academy2008/u3eqp3000002wwf3.html

----------
The Oscar statuette is the copyrighted property of the Academy of Motion Picture Arts and Sciences, and the statuette and the phrases "Academy Award(s)" and "Oscar(s)" are registered trademarks under the laws of the United States and other countries.
----------




Japan Blog Award 2008ビジネス部門にノミネート!

御陰さまで、ビジネス部門にエントリーされました。このような機会を与えていただき、運営委員会の皆様、審査員の皆様、そして投票をして下さった方、ありがとうございました。この機会に是非他にエントリーされている方のブログもご覧いただくと幸いです。

http://www.japanblogaward.com
by katzueno | 2008-02-18 14:09 | 映画制作

このブログは引越しました。

新アドレスは 「http://ja.katzueno.com/」となります。

 

 


HD DVDの撤退は新たなる競争の始まり
また、NHKのスクープで判明。金曜夜のニュースで発表するのは、月曜日までに時間があるので、ある程度の株価への打撃を阻止するためです。しかも、NHKへのリークは、他の民放だと、いろいろワイドショーのようにに叩かれるので、危機管理の広報担当者の方は覚えておきましょう。

嫌な緊急性を要さない経営に関する重大発表をする時は、金曜午後に、NHKさんへ。
ただ、犯罪等は関係ありません。謝る時は謝りましょう・・・。

さて本題。

東芝、HD DVD撤退…米で敗北、とどめ
http://www.yomiuri.co.jp/net/news/20080217nt07.htm

やっとこさ、どちらかが撤退してくれました。インディーズでは、撮影・編集のHD化は進んでいますが、DVDの制作にあたっては、まだ、メディアが高いこともあり、まだDVDがメインでした。

これで、ブルーレイ一本での設備投資で済みます。

しかし、東芝さんの決断は良かったと思います。

地元の四日市工場で東芝さんは半導体やフラッシュメモリーカード等の開発・生産等もされていて、東芝の核になっているとの噂も聞きます。

特にフラッシュメモリーカード等は、iPodなのの音楽プレイヤーでの記憶媒体として採用し始められ、今後カメラ等の需要も見込めますので、損害が数百億円で済んで、売れている部門に集中出来るという事でしょうか・・・。

実は、音楽業界は映画・ビデオ業界より数年遅れていると一般的に言われていますが、音楽業界を見てみると、CDを買う事は少なくなっていて、アップルのiTuneや着メロ等、歌をオンラインで購入して、iPodや携帯などに直接ダウンロードして聞くという事が増えて来ました。

日本では、まだまだ箱やディスクを所有したいという欲が私たちの中にあるのと、制作者サイドでは複雑な権利問題と違法コピー蔓延の心配があるので、欧米よりは時間がかかると思いますが、アメリカでは、iTuneが既にTV番組をダウンロード販売を開始。そしてオンラインレンタルもスタートしています。

向こうではすでに、30分の番組を200円と5分でダウンロード出来るくらいに便利になって来ました。

しかもiTuneのシステムでは、パソコンを買い替えたりしたとしても、すぐに権利を転送して新しいパソコンに再ダンロードする事が出来るシステムも確立されているので、便利さから言えば、ダウンロードの方向に進むでしょう。

今ではフロッピーディスクがUSBドライブに差し代わり、将来的には大容量のデータもセキュアな回線を使っての伝達が増えて来ると思うので、メディアの需要は少なくなって行くでしょう。

ということで、月曜日に下がるである東芝の株は買いですね。先週末金曜日の株価は784円。これで600円代まで下がったら、今後数年でほぼ株価が1200円まで上ると思うので、ほぼ2倍になるでしょう。(免責ですが、お金損しても責任持ちませんので)

2000万円くらい余分に資産があったら、1000万円分ぐらい東芝買ってます。私は株はまだやりませんが・・・。

んでもって、これに判定をつけるなら、短期的に言えばソニーの勝利。長期的に言えば、過去にウォークマンのシェアをアップルにとられてしまったソニーさんを見てみても、Blu-Rayに縛られてしまうSONYさんが、ダウンロード産業に遅れをなしてしまってシェアを奪われてしまうという事で、5年後にはTOSHIBAさんの勝利でしょう。




Japan Blog Award 2008ビジネス部門にノミネート!

御陰さまで、ビジネス部門にエントリーされました。このような機会を与えていただき、運営委員会の皆様、審査員の皆様、そして投票をして下さった方、ありがとうございました。この機会に是非他にエントリーされている方のブログもご覧いただくと幸いです。

http://www.japanblogaward.com
by katzueno | 2008-02-18 03:19 | 映画制作

このブログは引越しました。

新アドレスは 「http://ja.katzueno.com/」となります。

 

 


一足先に日本人がアカデミー賞を受賞
あまり知られていない、アカデミー賞の技術部門の授賞式。Variety Japanがインタビュービデオを掲載しています。

c0150860_183538100.jpg


アカデミー賞 科学技術賞受賞!! 坂口亮 独占インタビュー
http://www.varietyjapan.com/features/academy2008/u3eqp3000002u2wb.html

坂口さんは、世界で一番有名なコンピューターグラフィックの会社、デジタルドメインで働かれていて、その中で、水等の流体を再現するという技術を開発した功績を表彰されました。

実は、ハリウッドで活躍している日本人は、俳優さん、監督さんのみならず裏方ではたくさんいます。

マイナー、メジャーな映画・テレビを含めて、5つのプロジェクトのうちの1つ(個人的な経験と見聞を元に)は、絶対、日本人のスタッフがいます(日系アメリカ人の可能性もありますが)。一度、ハリウッドの映画を見たとき、エンドロールを最後まで目を凝らしてみてみて下さい。

特にコンピュータグラフィクの分野、メイクアップの分野の方で日本人が多いです。
また、作曲家関係でも何人か、活躍されている方も。

んで、日本人女性でカメラアシスタントとして、30キロもあるカメラ機材をせっせせっせと運んだり、数百キロの照明機材をせっせ運んで、活躍されている友人も何人か知ってますし・・・(一人じゃないですよ。)

実は、日本人のハリウッド進出は、着々と進んでいるのです。


<参考資料>
2007 Scientific & Technical Award Winners | AMPAS
http://www.oscars.org/scitech/2007/winners.html




Japan Blog Award 2008ビジネス部門にノミネート!

御陰さまで、ビジネス部門にエントリーされました。このような機会を与えていただき、運営委員会の皆様、審査員の皆様、そして投票をして下さった方、ありがとうございました。この機会に是非他にエントリーされている方のブログもご覧いただくと幸いです。

http://www.japanblogaward.com
by katzueno | 2008-02-15 18:23 | 映画制作

このブログは引越しました。

新アドレスは 「http://ja.katzueno.com/」となります。

 

 


「Tre」サンフランシスコでも公開決定!
c0150860_237353.jpg


「Tre」、サンフランシスコでも公開されることが決まったようです。また、ロサンゼルスでの上映時間の情報も入って来ました。ロス、シカゴ、サンフランシスコの皆さん、よろしくおねがします!

また、MySpaceのプロフィールページでは、予告編の公開も始めました!


Theater Release Info
Friday, Feb 1, 2008 - Los Angeles
  • Laemmle's Sunset 5
    8000 Sunset Blvd.
    West Hollywood, CA 90046
    323.848.3500
    www.laemmle.com
    Showtimes: 12:30, 2:45, 5:10, 7:30, 9:55

  • Laemmle's One Colorado
    42 Miller Alley
    Old Pasadena, CA 91103
    626.744.1224
    www.laemmle.com
    Showtimes: 12:45, 3:00, 5:25, 7:40, 10:00


Friday, Feb 8, 2008 - Chicago
  • Facets Cinematheque
    1517 W. Fullerton Avenue
    Chicago, IL 60614
    773.281.4114
    www.facets.org/cinematheque
    Fri., Feb. 8 at 7 & 9 pm
    Sat.-Sun., Feb. 9-10 at 3, 5, 7 & 9 pm
    Mon.-Thurs., Feb. 11-14 at 7 & 9 pm


Friday, Feb 15, 2008 - San Francisco


++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
Tre - Official Web Site
http://www.trethemovie.com


Tre - MySpace Profile
http://www.myspace.com/trethemovie

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
by katzueno | 2008-01-18 22:57 | 映画制作

このブログは引越しました。

新アドレスは 「http://ja.katzueno.com/」となります。

 

 


自分の映画が2月1日、ロスで劇場公開決定!
c0150860_18583793.jpg


とうとう、この日がやって来ました。

MA(サウンドミキサー、Re-recording Sound Mixer)として働いた映画がとうとう劇場公開されます。

これで、全米テレビと劇場制覇です。あとは全国公開される映画に働くだけですな〜。

作品の名前は「Tre」。これは男女の四角関係を題材にした作品で、ストーリー的には普通なんですが、映像がすばらしい。あと監督と脚本家(メインの女優さんと監督さんが脚本を書きました)の言葉遊びも随時盛り込まれていて、ダークなジョークもあり。そして、実はかなり昼ドラ並みに堕ちたストーリーなんですが、素晴らしい映像がそれを打ち消し、美しい、ある意味日本的なドラマになっています。

あと、からみシーンあります。ので子供さんには絶対にお勧め出来ません。

c0150860_18585333.jpg


「Tre」最初に編集スタジオに入ったのが2005年の10月・・・。それから2年ちょっとをかけて、やっとこさの劇場公開です。

私は、メインは音の編集です。実はこの作品が生まれて初めて長編映画の音に携わったという思い出の作品で、これから監督さんからいろいろお世話になり、TV番組と、もう一つの長編映画にも参加させていただくことになりました。

音の編集という事で、監督(男)二人で、暗い編集スタジオで、カラミのシーンをミキシングしているとき、「この喘ぎ声を使おう」なんてアダルトビデオを編集しているような感じで変な感じでしたが(苦笑)でも、イヤらしくはないです。

またDVDの制作やエンドクレジットの作成もしました(劇場用フィルムに出力するときに変えられているかもしれませんが・・・)

c0150860_185911100.jpg


2008年2月1日、ロサンゼルスのLaemmle's Sunset 5を皮切りに、順次公開されて行きます(成績が良かったら)

映画のホームページは
http://trethemovie.com

映画館のホームページは
http://www.laemmle.com/

Sunset 5 West Hollywoodでの上映です。
3日前から前売りのチケットを販売します。

下が監督がYouTubeにアップロードした映画の2シーンです。

特に最初のシーンでは、鈴虫と俳優さんの声のバランスと、あと俳優さんの声の質を調整するのに苦労しました。

[ シーン1 ]

[ シーン2 ]

by katzueno | 2007-12-27 19:04 | 映画制作

このブログは引越しました。

新アドレスは 「http://ja.katzueno.com/」となります。

 

 


アメリカ最大手のエンタメ雑誌バラエティー(Variety)の日本語版
実は仕事柄、エンタメビジネス関連雑誌として

Variety
http://www.variety.com

Hollywood Reporter
http://www.hollywoodreporter.com

を毎日読んでいるのですが、そのうちの100年以上もの歴史のあるVarietyが日本語版を開始しました。

バラエティージャパン (Variety Japan)
http://www.varietyjapan.com

バラエティーは、日本で言うスポーツ新聞や雑誌とはひと味違った、業界向けにターゲットを絞った雑誌です。ということで、普通のテレビや雑誌等では見る事が出来ないコンテンツを読むことができ、創刊したばかりということで、日本オリジナルのビデオコンテンツも充実しています。

まだまだ、コンテンツとしてはアメリカの映画メディアが中心ですが、今後、閉鎖的な日本の他のメディア(テレビ、ラジオ、音楽、タレント)にどれだけ入り込んでレポートする事が出来るか、興味津々です。もしもバラエティーがその業界に受け入れられるとすれば、日本の娯楽産業出版業界の構図が変わる事でしょう。
by katzueno | 2007-12-01 22:51 | 出版・編集・ジャーナリズム

このブログは引越しました。

新アドレスは 「http://ja.katzueno.com/」となります。

 

 



日本とロスで会社を経営。エンタメ系とビジネス系の雑誌の編集、映画の制作、ウェブプロデューサーをしているKatzのブログ 皆さんとこの場を通じてコミュニケーションがとれたらと思います。コメント大歓迎
カテゴリ
リンク
KatzのTwitterアカウントへ

Creative Commons License
非営利の転載歓迎

このブログを定期購読してみませんか?

ロスと日本の映画/マーケティング日誌



ここのブログをお気に召して下さったら、クリックをお願いします
m(_ _)m
↓↓↓↓↓↓↓




人気ブログランキング

「HAPPY@MANY」で記事をチェック!

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村 ベンチャーブログ 海外起業・海外独立へ
にほんブログ村 英語ブログへ
にほんブログ村 英語ブログ 国際交流へ



お気に入りに追加

Yahoo!ブックマークに登録





Katzに連絡
メールアドレスは、迷惑メール対策のために公開していませんが、気軽にコメント・メール等の感想を頂けると幸いです。ここのフォームから送られるメールは、基本的に私だけが読んでいます。



いきつけのお店
〜四日市〜


アルケミスタコーヒー


Food Bar Mission




いきつけのお店
〜ロサンゼルス〜


Cafe Balcony




いきつけのお店
〜ヒューストン〜

Dragon Bowl Bistro





映像関係

DAVICS2 映像つくるヒトのSNS


地方プロダクションの映像制作




ブログ

税理士森大志のひとりごと
税理士森大志ブログ




ライフログ


Forgotten Coast (Ws)


新会社法対応!起業したらまっさきに読む経理の本 (アスカビジネス)


エンターテインメントビジネスの法律実務




Katzの本棚
以前の記事
タグ
お気に入りブログ
検索
ライフログ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧